【子育て】子どもの苦手分野に対する声かけ
こんばんは、ぴぐです。
先日、小5の娘が家庭科の授業でナップサックを作ってきました。
娘はナップサック作りが苦手だったようで、お友だちに教えてもらったり手伝ってもらったりして、やっと完成したとのことでした。
娘の発言に対して、私がした声かけ
娘:「お母さん、私縫い物苦手。お友だちに教えてもらってどうにかできた!」
私:「そうなんやね。教えてもらえて良かったね。でも、これからエプロン作ったりミシン使ったりするから、自分でできるようにしないとね。」
娘:「エプロン!難しそう……。家庭科、調理実習だけやったらいいのに。」
夫が娘にかけた言葉
夫:「〇〇(娘)、家庭科でナップサック作ったらしいね!苦手なことをお友だちに教えてと言える能力、素晴らしい!今度は〇〇(娘)が得意なことを誰かに教えてあげる番だね!」
娘:「うん!そうやね!!」
夫と私の思考の違い
夫と娘のやりとりを聞いていて、私は自分の声かけが適切ではなかったと感じました。
私は幼いころより、がんばれ!がんばれ!と言われて育ってきました。
自分では苦手だ、嫌いだと思っていても、それを口にすることができない。
常にがんばらないとダメだ、できない自分はダメなんだと思っていた気がします。
大人になっても、断ることや無理だと言うことができず、自分のキャパオーバーになることがしばしばでした。
一方、夫は無理なことは無理だと言います。
「餅は餅屋」だと言い、苦手なことを無理して行うより得意なことをグンと伸ばした方が自己肯定感が高まるという考え方です。
もちろん、学校生活において苦手なことをすぐに投げ出すことは好ましくありません。
とはいえ、夫の言う通り子どもの苦手なことに目を光らすよりも、まずは得意なことを褒めてあげる方が、結果として苦手なこともがんばれるのかもしれません。
苦手なことを苦手だと言えなかった子どものころの自分と、同じ状況に娘を追い込んでしまうところだったと、反省しました。
最後に
子どもに対する声かけは、とても大切だと感じたできごとでした。
自分がしてきた失敗や遠回りをさせたくないと言う思いから、ついつい余計なことまで言ってしまいがちです。
縫い物が苦手でも、料理は好き。
算数が苦手でも、英語は好き。
工作は苦手でも、絵を描くことは好き。
娘には苦手なことがたくさんありますが、好きなことはもっとたくさんあります。
子どもに窮屈な思いをさせないためにも、親である私が大らかな気持ちでいなきゃと思いました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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