キルケゴール まとめ(随時更新)

ヘーゲル:弁証法を繰り返すことで、人間の営みはいずれ真理に到達する
→そこには個々の個性を持った人間は考慮されていない
自分の人生には何も答えを与えてくれない

ヘーゲル:【あれも、これも】
キルケゴール:【あれか、これか】
客体的普遍的真理を批判、主体的個別的真理を提唱

人は自己の内面の貧しさを忘れたいがために客体的真理の観想に赴く
博識が貧しさを忘れさせる手段

人間の実存の三段階

①【美的実存】
快楽や美を求め、無限の可能性に浸って感覚的に生きる
どこまで快楽を追っても満たされず、最終的には挫折と絶望に至る

②【倫理的実存】
倫理観や正義感に基づき、自己実現をはかる
【あれか、これか】の状態とも言える
倫理や道徳を追求して努力をするが、
普遍的な倫理を実現できないことに気づき、
無力を感じ絶望

③【宗教的実存】

【死に至る病(絶望)】を自覚し、単独者としてGodと一対一で向き合うことで本来の自分を取り戻す

【死に至る病(絶望)】…絶望による自己の喪失

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