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実は革命的だった、桑山千雪「Darling you!」
はじめに
当方千雪P、ソロ曲の「Darling you!」が大好き中の大好き。
発表当初から聴きこみ、最初に披露された3rdライブ福岡公演も現地参加し、マイコレが実装されてすぐにガシャを引く等、リリースからこれまで数年間にわたり幸せを享受してきた。
しかしプロデューサーたるもの、担当アイドルの素晴らしさは自分一人で楽しむのみならず、みんなに布教したい。
そして次に曲が披露されるその時に、みなさんに「Darling you!」を余すことなく楽しんでほしい。
そんな思いで書きました。それではお読みください。
「実は革命的だった、桑山千雪『Darling you!』」
曲の魅力について
まずもって、この曲はどのようなテーマなのか。
そんなに聴いたことがない人や、あまり歌詞を意識してこなかった人もいるだろうから、まずは自分なりに一言でまとめてみた。
大切な人との大事な記念日に向け、どんなことをしよう、何をしたら喜んでくれるかなと、楽しそうに考えをめぐらす女の子を描いた一曲
・・・
・・・
・・・
んぎゃわッッッ
危ない、曲のテーマをまとめただけで爆発するところだった。
なんと千雪にぴったりな一曲だろうか。
何を隠そう、大人っぽいだけでなく、少女らしい感性も持ち合わせているのが彼女の魅力。
「ワクワク」「ドキドキ」といった、少し幼さを感じる表現で心情描写されているが、歌詞のとおり笑顔で日常を過ごす彼女の姿が、いとも容易く想像できる。
そう、想像できるのだ。ぜひ想像してみて欲しい。
桑山千雪という魅力あふれる大人の女性が
「ふたりだけの思い出つくろう!」つって
「きみを楽しませたいから!」つって
「いちごのホールケーキ手作りして、ろうそくも忘れずに」なんつって
幸福論爆誕!
しあわせビッグバン!
おそろしいきょく!
爆発は避けられなかった。
しかし本題はここからである。
私がこの曲を”革命的”と評するのは、なにも世界を創生する大爆発が起きるからというわけではない。
何が革命的なのか
アイドルにとってのソロ1曲目というのは、そのアイドルの自己紹介的な意味合いが大きい。
つまり、公式がそのアイドルについてどんなキャラクター性をメインと考えており、伝えたいか、というメッセージが込められていると私は考えている。
そして、アイドルマスターシリーズにおいて20歳以上の大人組アイドル達が歌うソロ曲は、かなり個性の強いキャラ付けがされていない限り、基本的に落ち着いた曲調だ。
(落ち着いていない例:早苗さん、麗花さん)
では千雪のキャラクター性はというと、まずアルストロメリアのお姉さんポジションかつ包容力○、第一印象はあらふ系※。加えて楽曲リリース当時は283プロダクションで最年長のアイドルだった。
※あらあらうふふお姉さん系
私は上記傾向を踏まえ、シャニマスのソロ曲が出るという発表があった当時、千雪はまあ落ち着き倒した幸せバラード曲を歌うものだとばかり思っていた。
しかし、楽曲リリース後、聞こえてきたのは「パッパ~♪パッパ~♪」という明るいイントロ。そしてなんともかわいらしい歌。
「おいおい、嘘だろ・・・?」
意表を突かれ、両手を掲げるアメリカ人みたいな感想を抱いた私の中に渦巻いた感情は、驚嘆のみではなかった。
それは”喜び”、そして”感動”。
「このキャラは最初○○な性格に見えるんだけど、実は□□っていうのが魅力なんだ!」というさながらオタクの力説を、公式が提示してくれた。
いうなれば公式との解釈一致。
ありがとうシャニマスくん。この曲作った人に臨時ボーナスあげて。
そう、「Darling you!」は当時の私の期待を上回る形で供給された、これまでの方程式を覆す楽曲。
つまり私の中では、革命的なソロ曲なのである。
余談
この記事を書くきっかけの一つ、それは、アイドルマスターシャイニーカラーズはばたきラジオステーション(通称「シャニラジ」)、2024年4月9日更新のアルストロメリア回だった。
シャニマスで印象的だった出来事を振り返る、というコーナーがあったため、私はソロパフォーマンスライブ「我儘なまま」に関連し、「マイコレ衣装を着て『Darling you!』を披露する千雪の姿が観たい!」という熱い思いを投稿していた。
そして配信日、突如として呼ばれる自分のPネーム。あふれる嬉しさ。おやじギャグ※を放つ典子氏。
※「ソロライブどうですが、そろそろ…。」
アルストの3人にも、「ソロライブの次回開催については真摯に受け止めねば」と言っていただいたので、「Darling you!」の次回披露も近いかもしれないと思い、その魅力を綴ることにしたのだった。
なお、その回のコメントにはおむすび恐竜さんから「千雪…」とコメントが付いていた。
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