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池袋のゲームセンター ミカドに行って『TEHKAN WORLD CUP(テーカンワールドカップ)』をプレイしてきた!感涙!

前回、“どうしても忘れられないゲーム〜その1”として紹介したアーケードゲーム『TEHKAN WORLD CUP(テーカンワールドカップ)』(1986年製)。記事をアップした直後から、「瀧さん!なんと池袋のミカドで筐体が稼働中でっせ!」という、にわかには信じられないような情報をたくさんのオモシロ人間の皆さんから頂きました。

ミカドと言えば、このコロナ禍の最中の緊急事態宣言絡みのニュースで何度か取り上げられていたゲーセンです。解除前日には店長が「今夜の作業は徹夜になりそうです」と店内の筐体をフキフキしながらインタビューに答えているのを、オイラはソファーに涅槃像のように寝っ転がり、呑気にガリガリ君をかじりながら眺めていました。「古い筐体あんのか。へぇ、いいねぇ」なんて思いながら。

で、寄せられた情報について「ホントかな〜?」と半信半疑でミカドのアナウンスをネットで調べてみると、以下のような情報にたどり着きました。

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ミカドさん、“TENKAN”じゃなくて“TEHKAN”なんすけど…、といった突っ込みはありますが、コレはオイラのようなオールドゲームファンにとってマジで朗報!30数年ぶりに実機(しかもアップライトとは流石!)をプレイするチャンスが訪れたのです!奇跡!

早速当時つるんでいたゲーム仲間のK3に連絡。「それは事件!行かねばなるまい!」と空気を読んで即決したK3は、仕事を休んでまでして(でも有給扱い)駆けつけてくれたのです。いいぞ!ダメ人間!

小雨交じりの天気の中、池袋の店に到着したオイラ達をヤツは入り口近くで出迎えてくれました。なんとホントにありやがる。驚き!

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筐体との再会にじんわりした後、K3との高校生以来の対戦がスタート。HOME & AWAY方式で2ゲームやることにして、初戦は両者譲らず2-2のドロー。しかし初戦を終えた時点で2人ともすでに腕がパンパン状態。

実は前回の記事をアップした後に「トラックボールを回す強さは実はプレーには関係ない」という書き込みを発見して、「そうだったのか!今まで知らなかった!」と操作方法に関してはここにきて一歩前進したつもりだったオイラ。しかし体が覚えてしまっているというのは恐ろしいモノで、実際プレーが始まるとそんな事はすっかり忘れてトラックボールを素朴にガン回ししてしまっているのでした。

苦笑いで「腕ヤバくね?」とお互い会話を交わしつつ、コイン(ちなみに1ゲーム100円ね)を再投入。そして2戦目のキックオフ。2戦目は序盤こそ拮抗した展開でしたが、コーナーからの攻撃をきっちりモノにしたK3が4-2で見事勝利を収め、30数年ぶりの対戦はK3に軍配が上がりました。しかし負けても清々しい気持ちとはこの事。バカな友達ってありがたいね。K3付き合ってくれてありがとう!

たいせん


そして最後は対コンピューター戦で締めることに。初戦を4-0、2戦目を4-1で順当に勝ち上がり、いよいよ鬼門のブラジル戦。これが当時と寸分変わらない強靱さとスピードで襲いかかってきます。3戦目はまったく歯が立たずに惨敗して終了となりました。まあそりゃそうですわ。だってこちとら戦略的にもテクニック的にも当時から一切進歩してないんですもん。あの頃の壁は21世紀の今になっても打ち破ることはできませんでした。


さて、コロナ禍で大変なゲーセン業界ですが、ミカドはできうる限りの事はやっている印象でした。入り口には手指消毒用のアルコールを設置し、開けられる窓や扉は常に開いている状態。筐体と筐体の間にはパネルを設置して飛沫を防ぐといった対応をしていました。客としては、自分のため、そして店のために、更に自分用の携帯手指用アルコールを持参していくと良いでしょう。マナーとして。

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そうそう、前回の記事を上げたあたりから“サポート”を贈ってくださるようになった皆さんありがとうございます。オイラ、noteのそのシステム全然知らなかったので「ぬなな!金が!」と面くらいましたが、「そうなのか。ならばちゃんと無駄使いせねば!」と今回のプレイ代もそこから捻出させていただきました。ありがとうございました!

しかしこの歳になってまた『TEHKAN WORLD CUP』をプレイできる日がやってくるとは思いませんでした。メンテとか大変だろうに懐かしの筐体を置いてくれてありがとうミカド!今日はとても良い一日でした!

サポートありがとうございます! オモシロ無駄遣いで消える予定です!