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温暖化により減少を続ける世界の観光ビーチ

最も減少すると予測される観光ビーチ

砂浜は世界の海岸線の3分の1以上を占めていますが、2100年までにその半分近くが消滅する可能性があるそうです。

2100年までに縮小するビーチ

気候変動、地球温暖化は世界中で海面上昇の主な原因となっています。
20世紀だけでも、世界の平均海面水位は11~16cm上昇したと推定されています。

通常、海水面の上昇に応じて海岸は自然と内陸へと移動します。
しかし、ここ数十年、海面上昇と建物や道路などの構造物に挟まれた砂浜は、行き場を失っています。

ナイジェリアのラゴスにあるランドマークビーチは、2100年までに海面上昇によりなんと1km近い918.3mの海岸線を失い、最悪の被害を受けると予想されています。

ラゴスはすでに、洪水の増加、水を媒介とする病気、水質の低下など、海面上昇の深刻な影響を受けています。

海面上昇の原因

NASAの調査によると、1970年代以降、世界の平均気温は10年当たり0.15~0.20℃上昇しています。

この地球温暖化現象が氷河の融解を引き起こし、20年あまりの間に約28兆トンの氷が失われました。

同時に、世界の海面水位は同期間に平均34.6mm上昇しています。

日本も多くの原子力発電所が停止する中、化石燃料を燃やして二酸化炭素を排出しながら電力供給を賄っています。
待ったなしの地球温暖化を前に、早期の原発全面再稼働を検討すべきなのかもしれません。


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