見出し画像

清涼飲料市場

米国では、世界のどの国よりも圧倒的に多くの清涼飲料が販売されています。Statista Market Insightsによると、今年の売上は3280億ドル(約47兆円)に達するそうです。
2位は中国(420億ドル)、3位はイギリス(370億ドル)です。

ナイジェリアは330億ドル(約4兆7000億円)相当の売上で4位にランクされています。ナイジェリアは清涼飲料の大きな成長市場です。2027年の市場規模は587億ドルに達し、これは年間売上成長率15.78%(CAGR 2023-2027)に相当します。6位の日本をすでに上回っています。
人口規模に換算すると、ナイジェリアでは2023年に一人当たり約147.05ドルの清涼飲料が販売されることになります。
私も仕事でナイジェリアに1ヶ月ほど滞在したことがあります。産油国のため裕福な国である中、人々は英語を母国語とするため、今後の経済成長が期待されています。そういった中、ナイジェリアは大変高温でありながらも乾燥しているため、清涼飲料、特にコカ・コーラが大変美味しく感じられました。

ソフトドリンク販売額

一方で、定期的に清涼飲料を飲む人の割合が高いのは、メキシコ、デンマーク、アメリカ、イギリスです。
ドイツでは、調査対象者の2人に1人が定期的にソフトドリンクを飲むと答えています。これに対し日本では、コーラ、ファンタなどの飲料を定期的に飲む人は3分の1以下となっています。

清涼飲料水はその糖分の多さがしばしば批判されます。過剰な摂取は肥満など健康に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
このため、2018年、英国は清涼飲料水に砂糖税を導入し、メーカーを対象に砂糖含有量を減らすよう奨励しています。

皆さんはどの程度清涼飲料を飲んでいますか?それともお茶などでしょうか?
暑い日が続きますので、水分補給もきちんとしていきたいですね。

定期的に清涼飲料を飲む人の割合



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?