日本、2026年のEスポーツ オリンピックを招致へ
Eスポーツの開催は昨年からIOCの主要課題となっており、札幌で冬季オリンピックを開催するという目標がほぼ潰えた中、日本開催の可能性が高まっています。
Eスポーツは急激な成長と目覚ましい発展を遂げています。
2023年6月にシンガポールで開催された第1回オリンピック・Eスポーツ・ウィークで、Eスポーツの影響力についての疑念は払拭されたとされています。このイベントでは、約50万人の参加者と、600万回以上のライブ番組視聴が記録されました。
この結果は、2023年10月に発表されたように、トーマス・バッハとIOC委員にとって、Eスポーツの大会を開催する計画を前進させたいという思いを強くしました。
ジャパンタイムズ紙によれば、日本が開催国の最有力候補に挙がっているそうです。サウジアラビアで開催されることがすでに発表されているEスポーツ ワールドカップとともに、もし新たなオリンピック・イベントの開催が決定されれば、2024年はEスポーツにとって重要な年となります。
このような関心の高まりは、1月4日に発表されたトーマス・バッハ会長の年頭メッセージでも明らかです。そのメッセージの中で、IOCのEスポーツ委員会がオリンピック Eスポーツ ゲームの創設を準備していることを明らかにしました。
Eスポーツやビデオゲームをプレイしている人は世界中に30億人いるそうです。そのうちの5億人以上が、バーチャルスポーツやスポーツシミュレーションを含むEスポーツに特に興味を持っていると推定されています。IOCにとって重要なのは、その大半が34歳以下であるということです。
スケートボードはじめアーバンスポーツなどの競技を追加することで、若い層の取り込みを狙った夏のオリンピックに続き、もっとも若年層にアピールできるEスポーツ。
その第一回が日本で開催されることとなるのでしょうか?
電通のオリンピックスキャンダルが収束していない中、どのように推移していくか注目です。
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