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年々早まるオーバーシュート・デー 今年は8月2日

アース・オーバーシュート・デーとは、国際NPOのグローバル・フットプリント・ネットワークが定めた「生物資源をどのくらいの速さで消費しているかを示す日」のことです。
2023年のアース・オーバーシュート・デーは8月2日。
つまり、1年分の資源を8月2日までに全部使い切っているということです。残りの約5ヶ月は、将来のために残しておくべき資源に手をつけるしかありません。私たちは未来の資源を切り崩しながら生活しているということになります。

各国のオーバーシュート・デーも個別に発表されています。
アメリカ・カナダが早く3月13日、日本は5月6日です。

一方、世界全体のアース・オーバーシュート・デーは年々早まっています。
今年2023年は8月2日ですが、地球1.7分の資源を使ってしまっているとになります。

この数十年、人類の資源消費は徐々に増加し、一方で地球の資源再生能力は著しく低下しているそうです。
このため、アース・オーバーシュート・デーは、1970年には12月30日だったのが、どんどん早く待っています。
コロナ禍の2020年には、8月22日まで大幅に後退しています。
しかし、2023年は2022年の7月28日からわずかにプラスに転じたものの、前進というよりは停滞の傾向にあるようです。

年々早まるオーバーシュート・デー

日々の生活が地球環境に大きな影響を与えているということをきちんと理解して過ごしたいですね。

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