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エピソード18 『マジックの記憶』

こんにちは

この番組は、昭和型板ガラスの話そして、昭和型板ガラスにまつわる想い出の話をお届けする番組です。
お届けするのは、メモリーコレクター 吉田です。

本日ご紹介するのは O 様からいただいた想い出です。

題名は 『 マジックの記憶 』です。

それでは、ご覧ください。




『マジックの記憶』


子供の頃に祖母と叔父家族と住んでいた時期

祖母の家の窓ガラスの柄が「こと」でした。

今回こちらの商品を目にした時
当時の懐かしさが蘇り、その中でもパッと思い出したのが

柄の一つの小さな四角をマジックで黒く塗りつぶし3つ下の弟に探させたことでした。

まだ幼い弟は下ばかりを探して結局見つからずそのうちに飽きてしまい次の遊びへ移行。

私も自分で塗りつぶしておきながら何処を黒く塗ったのか忘れてしまい、弟を追いかけそのまま放置状態。

40年も前なので、とっくにマジックは消えてると思いますが
今度祖母の家に遊びに行ったら記憶をたどり探してみたいと思います。

うっすらでも残ってると嬉しいな。

もう祖母はいませんが、叔父家族が住んでいるので、この話と今は昭和ガラスがとても貴重な物だと話そうと思います。

また、お風呂の脱衣場のガラスが「銀河」でした。

母がお風呂からあがるのを星を数えて待っていた記憶も蘇りました。




ありがとうございました。

型板ガラスによって家族がつながる。
家族の会話が広がるきっかけになりとても嬉しいです。

40年という歳月が経ちました。
長いようで短く、あっという間に過ぎてしまったように感じます。
いまだに残っている記憶
型板ガラスも残っているようで、幼少期のことを家族との会話で話題にあげていただけると嬉しいです。

私の記憶は. . .
母の縫製の作業場でよく遊んでいた。
そこには部屋いっぱいの生地と大きなミシン。
いつも忙しそうに作業している母の横にいました。
冬はストーブの上にみかんを置いて焼いて食べていました。
姉・兄がいますが、私だけそこにいたと記憶しています。

中学生ごろには縫製をやめてその場所はなくなりました。
今でもみかんは大好きです。
みかんを食べるたびにあの暖かい部屋のことを思い出す。
みかんでお手玉をしたことも. . .

40年。何を見てきたのか?
大事なことを見逃していないか?
家族で過ごした日々。
田舎で過ごした充実した暮らし。
今の生活は本当に幸せなのか?

型板ガラスに出会い変化があった。
想い出をいただくことで、家族の在り方を考え直すきっかけになった。
型板ガラスを回収するたびに、解体する直前の家を見ることになる。
新たにつくる家には夢がありますが
住み慣れた家には家族の想いがいっぱい詰まっています。
その想いを感じて
大切にしたい想いを残す

想い出を残すお手伝いをすることで
暖かい記憶を思い出していただけたら幸いです。




想い出を募集しています。


『型板ガラス』の想い出を募集しています。

家にまつわる想い出
生まれ育った場所の風景
伝えたい想い

あなたの中にある『型板ガラス』の想い出を教えてください。
今までお寄せいただいたエピソードは私の想像を超えるお話ばかりでした。
あたたかいお話ばかりではなく、時には辛いこともあったと思います。
その一つ一つのエピソードに家族との絆や大切にしたい想い出が込められています。

『型板ガラス』と共に過ごしたあの頃を思い出してください。

嬉しくて抱き合った仲間
悔しくて泣いたあの時
暑かった昭和の時代のこと

素敵な想い出を募集しています。

このプロジェクトを始めたきっかけは自己紹介でもお話をしましたが、お客さまが型板ガラスを見て懐かしさのあまりに声を出しています。
その声を聞いていると、この型板ガラスには秘めた力があるんだと感じました。
私も小さい頃から今まで46年間、型板ガラスに囲まれて生活をしてきました。

ガラスだけでなく、思い返すと記憶のあちこちに家族との想い出とつながる物や匂い・感触などが蘇ってきます。
型板ガラスは、その中の一つでしかありません。

この一つのきっかけで、家族がいつまでも繋がっていけるようなステキな日本になれば良いと思っています。


pieni


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