こきぬ きぬ

2023.3〜2024.3カナダでオペア。今は帰国し、のんびり日本で過ごし中。質問があ…

こきぬ きぬ

2023.3〜2024.3カナダでオペア。今は帰国し、のんびり日本で過ごし中。質問があれば気軽にコメントしてください。

最近の記事

番外編 アルバータ州への旅行1日目

 カナダから帰国して早6ヶ月。あっという間に時が過ぎていく。  番外編として、ワーホリをしたいたときに1人でアルバータ州に行ったときの話をしようと思う。 最後に、一人旅しよう。 カナダのトロントでお世話になってしばらく経ったころ。帰国が迫っている中で、どこか旅行に行きたいと思い立ち、カナダのことを調べていた。すると、アルバータ州にあるアイスバブルという観光ポイントが目にはいる。それは、湖から湧き出るガスがゆっくりと凍ることによって気泡が閉じ込められる自然現象だった。深い青の

    • Au pair ワーホリ カナダ生活342日目 「帰国」

       3月初旬、カナダから帰国した。  自分が思う以上に日本へ馴染むことに違和感がなく、驚くくらい普通に日本の生活がすぐに始まった。さすがは母国というべきか。「あぁ、日本に帰ってきたんだ」という感慨もなく、空港のゲートを通って日本に帰ってきた。私の人生には、なんのドラマ性もないのだ。  帰国して様々な人に、「日本はどうだ」と聞かれるが、母国は母国でしかなく、ただただ居心地の良い国であるということを再認識しただけだった。そもそも私は時差ボケをしないタチらしく、カナダに行っても翌日の

      • Au pair ワーホリ カナダ生活328日目 「長いようで短い、私の休みが終わる」

         久々の投稿になるせいか、色々と書くことがある。  とりあえず、3月頭に帰国する予定なので、カナダにはあと1週間ほどしかいない。あっという間の1年だった。  帰国後、どんな仕事をするかどうかは特に決めていないけれど、とりあえず英語ができなくても1年間帰国しないという目標がクリアできたので、ほっとしている。  周囲の人には、「何かあれば帰国するよ」「ゆるいワーホリだから」「休暇目的だから」といっていたけれど、心の底では途中帰国するのは嫌だなと思っていた。人生最後のワーホリだから

        • Au pair ワーホリ カナダ生活238日目 「見知らぬ人に助けてもらう」

           更新が遅くなってしまった。  書かなくちゃなぁと思っていたのだけれど、倦怠感が続いていて、「あぁ、風邪を引くかもな」と思っていたところに生理と風邪が重なってしまったのだ。  こんなことをnote上で言うのはおかしいかもしれないけれど、私は重度の生理不順で1年間全く来ないなんてことはザラだった。一度20代前半で産婦人科に行ったことがあり、子宮に問題があるのではなく、ふたつのうち一つの女性ホルモンが出ていないことによるものだと言われた。スマルナでピルを買って飲むものの、1日で終

        番外編 アルバータ州への旅行1日目

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        • カナダ オペア生活 日記
          34本

        記事

          Au pair ワーホリ カナダ生活236日目 「人と暮らすことの難しさ」

           新しいところにお世話になり始めて2ヶ月が経った。あっという間なもので、あと100日もしない内にカナダでの生活が終わろうとしている。  観光ビザに切り替えず、3月初旬に帰国することにした。  1年かけた私の療養は、終わりを告げようとしている。私の心には5年ほどかけて大きくなった傷があって、取り返しがつかないんじゃないかと思ったけれど、他国でゆっくりと過ごしながら、1年かけてぐにりぐにりと膿出しされていった。少しずつ整理されて今の私は以前の自分のように、軸を据えて動き始めていっ

          Au pair ワーホリ カナダ生活236日目 「人と暮らすことの難しさ」

          Au pair ワーホリ カナダ生活226日目 「初めてストライキを経験して考えたこと」

           木曜日から、公共交通機関のバスの運転者たちがストライクを始めるという連絡をホストマザーから受けたとき、「なんともまぁ海外らしい体験だ」とのんきに思った。  先週の木曜日からバスは動かなくなり、私はせっかく得たシッターの仕事に行くことができなくなった。さらに言えば、買い物なども歩いて20分のところでしかできなくなってしまい、Walmartに行こうと思うと歩いて1時間強かけて行かなくてはならなくなった。そしてこれの最悪なところはいつ復旧するのか、まったくわからないところにある。

          Au pair ワーホリ カナダ生活226日目 「初めてストライキを経験して考えたこと」

          Au pair ワーホリ カナダ生活214日目 「自分の価値は意外と自分では分からない」

           最近のカナダはとても寒くなってきた。今日はマイナスいっていて、さらに夜には雪が降った。毎晩、ホットココアを飲むことにはまり始めている今日この頃。  さて、みなさんは自分の価値をはっきりと言うことはできるのだろうか。  私は、はっきりと「自分にはこういう能力があります」と口にしようとすると、どうにももごついてしまう。  そもそも、他人に褒めてもらうことは、自分では「できて当たり前」「やっていることが自然」な状態であることも多くて、それが特筆すべき価値なのか、わからないことも

          Au pair ワーホリ カナダ生活214日目 「自分の価値は意外と自分では分からない」

          Au pair ワーホリ カナダ生活204日目 「2日で仕事を辞めて晴れやかな気分に」

           つい先日、仕事が決まったことを報告したと思うけれど、早速辞めた。これには色々と経緯があるので、つらつらとしたためたいと思う。 2日目にして何度も言われる「遅い」という言葉 先週の月曜日、料理の作り方をメモして接客英語を勉強してから2回目の出勤をした。相変わらずオーナーは、優しく迎え入れてくれる。  服を着替え、早速ウーバーイーツでドリンクのオーダーが入ったので、作れるかどうかを聞かれた。メモがあるのでそれを見ながら作ろうとしたら、盛大に溜め息をつかれる。「メモを見ながらじ

          Au pair ワーホリ カナダ生活204日目 「2日で仕事を辞めて晴れやかな気分に」

          Au pair ワーホリ カナダ生活196日目 「外国人であり、弱者であるということ」

           今日、ジャパレスのトライアルで3時間働いてきた。結果的に、採用になったのだと思う。  今日の夜ご飯の時間にホストファミリーに伝えたところ、少しだけ一悶着があった。そのときに自分が改めてここでは外国人であり、弱者の立場にいるんだということを再認識したので、2日連続だけれどnoteを書いてみた。 中国人オーナーのジャパレスにて バスを乗り間違えることもなく、無事にお店に到着した。  前回書きそびれていたけれど、履歴書を持ってきたときはバスを4回ほど間違えながら辿り着いた。カナ

          Au pair ワーホリ カナダ生活196日目 「外国人であり、弱者であるということ」

          Au pair ワーホリ カナダ生活195日目 「レストランのトライアルが決まる」

           近頃、10度前後の寒さになってきた。カナダは冬の様相を見せている。私はまだカナダの冬を体験していないので、どんな冬になるんだろうと思っている。 トライアルで仕事が決まる 今お世話になっているオペア先では、お給料が出ないという話を何度かしていると思う。食費や日用品を捻出してもらっているし、やることも少なく、自由時間が多いので不便なく日々を過ごしているので何も不満はないのだけれど。  でも、なにかとお金のことは気になるものだ。ほとんどお金を使わない生活を送っているので目減りは

          Au pair ワーホリ カナダ生活195日目 「レストランのトライアルが決まる」

          Au pair ワーホリ カナダ生活185日目 「オペアを通して学んだこと」

           ハミルトンに着いてから早2週間が経った。相変わらず、ここでものんびりと過ごしている。前と違うのは、母国語を話して意思疎通が図れる空間にいるということと、日本人として海外のパートナーを持つ人と色々話せるということだ。  私は今、いろんな経験を持つ人とたくさん話したいと思っていて、ホストマザーとよく話しをさせてもらう。共通点も多いので、つい気になって私から色々と聞いてしまっていた。  のんびりと過ごす中で半年経ち、オペアを通して学んだことを細々と綴っていこうと思う。 家族の中

          Au pair ワーホリ カナダ生活185日目 「オペアを通して学んだこと」

          Au pair ワーホリ カナダ生活171日目 「次の街、ハミルトンに到着」

           まず、最近フォローしてくださる方が少しずつ増えていてありがたいなと思っている。どんな方がフォローしてくれているかはよくわからないけれど、海外に行きたいと思っている人が少しでも前向きに身を軽くして外に飛んでいけるようなきっかけになるものが書けたらいいなと思いながら、また今日も文章を書いてみた。 ティミンズ空港に到着後もトラブルだらけ 前のホストファミリーの家からティミンズ空港まで、約2時間以上かかる。  ホストファザーが送ってくれた。朝10時ごろに出発した。14時ごろに着け

          Au pair ワーホリ カナダ生活171日目 「次の街、ハミルトンに到着」

          Au pair ワーホリ カナダ生活162日目 「ワーホリに意味はあるのか」

          上の子の誕生日パーティーと最後の挨拶 昨日は、上の子のバースデーパーティーだった。色々な人がきて、お昼頃から夜まで行われた。  みんなでお昼ご飯や夜ご飯を食べ、プレゼントの開封がお昼と夜に分けられており、それぞれの合間時間はみんなのんびりとお喋りしたりしていた。  退屈そうにほとんど誰とも話さない人もいたり、各々が好きに過ごしているのを見て、私もオペアだからと言って気を張る必要はなかったのかもしれなかったなと感じた。次のファミリーにうつることに後悔はないし、今の自分に必要な

          Au pair ワーホリ カナダ生活162日目 「ワーホリに意味はあるのか」

          Au pair ワーホリ カナダ生活159日目 「次のファミリーのもとへ行く理由」

          noteへの感想で思ったこと そういえば、という出だしで始まるのもなんなのだけれど、つい最近、私のnoteへの感想のお手紙が届いていた。とてもありがたいことで、3回ほど読み直してしまった。  こんな他愛もない内容にも関わらず、じわっと思い出して何度か読んでくださっているのだとか。  感想の中にあった「じわじわと思い出す」という言葉を見て、腹落ちしたことがある。自分がnoteを書く意味だ。こうやって、誰かの心の隙間にひっそりと残ることができるのは、本当に良いことだと思った。

          Au pair ワーホリ カナダ生活159日目 「次のファミリーのもとへ行く理由」

          ひとつのファミリーを去る前に私が思ったこと

           以下は5ヶ月間という短いオペア生活を経て得た個人的な見解だ。  海外に目を向ける人は今後ますます増えていくだろうし、お金がなく、海外渡航を安く済ませようと努力する中で、今はまだ少しマイナーな「オペア」という選択がもっと人の目に触れていくようになるかもしれない。  私は「オペア」というのは、少し特殊だと思っている。  日本には馴染みのない文化だし、「オペア」という仕事を理解していても実際に働いてみて出てくる違和感を解決できないこともあるかもしれない。  私自身、色々な葛藤があ

          ひとつのファミリーを去る前に私が思ったこと

          Au pair ワーホリ カナダ生活141日目 「ファミリーと一緒にモントリオールへ」

          無料でホストファミリーの旅行に着いていく オペアの特徴として、ホストファミリーがバケーションに行く際についていくことを選ぶと、旅費を全て負担してもらえることがある。もちろん無理について行く必要はないので、自分達で選ぶことができる。家に残る期間の給料を払うかどうかはファミリーや国によって違うらしいので、ホストファミリーと話す必要があるようだ。  今回、私は無料で他の国に行くことができるなら嬉しいなと思ってついて行くことにした。もちろん、子どもの面倒を見る必要はあり、手放しで

          Au pair ワーホリ カナダ生活141日目 「ファミリーと一緒にモントリオールへ」