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うつ病回復のためのDIY

最近自律神経が乱れてきているのか、起きる時間が不規則だったり、いつも楽しみに聞いていたVoicyが楽しくなくなったり、食べることが億劫だったり(食欲あるものとないものがあり、鍋を囲むのが億劫で早く寝たくなった)、あまり人に会いたくなかったり、ひどく疲れていたり……そう、抑うつ状態のぶり返しが来ている!!!

珠王戦の前からそんな感じだったので、おそらくきっかけは突き指したことかと思う。レントゲンでははっきりと骨折を確認できなかったが、未だに痛みはひかないし腫れているしなんかやっちゃったのは間違いないということで添え木と包帯を右手の中指につけている。

この棚を作ったあと椅子から落ちて突き指した

局所的に力を加える動作や細かく指に力を入れることがしにくくなった。それ以外は問題ないが、水回りの仕事はしにくい。お風呂は普段から嫌いなので別に問題ないのだが(これもうつ患者の特徴)、去年来生活を整えるのを最優先にしていて、洗い物は溜めずにすぐ片付けていた私にとっては人に洗い物を頼まなくてはならないのが大きなストレスだ。そして箸が使いづらい。食べるのが億劫だし、包丁も使いづらく、元々好きじゃなかった料理をする気がぱったり失せている。

朝起きたらベランダの洗濯物を取り込んで、洗濯機を回し、コーヒーを豆から挽きハンドドリップで入れ、朝ごはんを作る。Voicyを聴きながらBackgammonGalaxyをしながらゆっくり食事を取る。洗い物をしてシャキっと一日が始まる。さあ今日はあれしようこれしよう。

其のルーティンのうち洗い物のシャキっと感はかなり重要だったみたいで、ここが崩れてバグってきたと推察する。そう考えると、昼まで寝てばかりだった頃から比べると自力で自律神経を整えてるところまで来てたんだなあというわけで、偉すぎ自分!!(褒める)。

最近のお気に入り朝ご飯。
自家製ジンジャーシロップ入りオートミール粥

さてうつ病の割にめちゃくちゃDIYとか動いてない?と思われた方、私はできることとできないことが極端で、鬱の中でもできたのが、「連珠」と「DIY」なのだ。連珠に関しては丸田先生に運営を安心して丸投げしているあの東京連珠会の環境、芭蕉記念館の雰囲気が自分にとってすごく良かったんだと思う。状態のひどいときでも通えたし、全く疲れを感じない(鬱的な疲れのことで、連珠会特有の疲れとは別。連珠はスポーツ的にはめちゃくちゃ疲れるけど心地よい疲労感)。

できないことが将棋を教えること、人混みにいくこと、大きな音、筆頭が自分が主宰のイベント、である。それを生業にしていたので大きな障害である。同じ連珠でも自分が主宰するいっぷく連珠部では相変わらずひどく疲れてしまった。みんなが楽しめているか、人が来るか、たくさん注文してくれるか、お店の人は採算取れるか、など心配ばかりして終わってからひどく疲れてしまう。一旦始めたイベントが急になくなったのはそういうわけで、世界選手権終わるまで一切の鬱的NGなことは辞めようと思ったのだ。

人への普及が使命だった私が、自分のことしかしていない、大変つまらない人間になってしまっている。すまんね。

もう一つのDIYは、一人でできる(人に会う必要がない)、自分のペースでできる(体調に左右され人に迷惑かける心配がない)、アウトプット後のことを気にする必要がない(自己満足でいい)、コロナなどに左右されない(やりたいときに、やりたいだけできる)といいことづくめなのである。元々DIY動画を見るようになったのは、2020年にできることが少なく、YouTubeでおすすめされたDIY動画を見ていると、自分は寝ていても画面の向こうでは新しいものを次々生み出したり、変化させたりしてくれるから、気分が前向きになる、という理由だった。当時は「家の片付けはしないのに片付けの動画ばかり見て…」とうつ病がどういう状態か理解してなかった家族に嫌味を言われていたが、そのうち、体調が回復してきたので自分でもやるようになったというわけだ。今では天井解体する動画とか見ているので「…こ、これもやるの??」と恐れられている。

めちゃくちゃDIYで体を動かしていたのですっかり回復している気になり、「減薬したいです」などと言ってたがちょっとしたきっかけでまだ抑うつ状態に戻ることが今回わかった。そしてその状態でも3年前とは違い出来ることがかなり増えてきているのもわかった。Voicy聞く気がしないから朝からKatago見るか…みたいになってるwこんな状態でも連珠はできてるのがすごい。今は連珠の追い込みしなさいっていう神様からの采配かも?


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