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3年弱ピルを飲み続けての所感

最初に:
生理・体調管理目的でピル飲んでます。33才。


あくまで私の場合は、だけど、ピル飲んでても生理症状(PMS、生理痛、出血量)に毎回わりとムラがある。
で、それは直前2・3週間くらいの間のストレス度合いに比例してる気がする。

先月はまったり在宅勤務の日々で、毎日リングフィットして青汁飲んで、ストレスを感じることなく健康に穏やかに過ごしていた。そしたら生理がびっくりするくらい軽かった。PMS症状も生理痛も皆無、量もすごく少なくて、3日で終わった。逆に何か卵巣のトラブルかと疑ったほどだった(主治医からは何も問題ないと言われました)。

逆に半年くらい前、仕事が忙しくてストレスフルだった月は半端なく生理が重くて、貧血で倒れて大事な会議に遅刻した。頭痛、腹痛、腰痛、倦怠感、眠気、イライラ、よく話題になる生理にまつわるエトセトラの役満120%を抱えながらの仕事、しんどかった。

今月は普通。数日前から「眠いなー、ちょっと身体重いなー」があって、ちょっと気分が沈むなどして、お腹と腰がちょっとダルい。
生活ぶりは先月からあまり変わってないんだけど、今月のほうがやや重い。冒頭の「ストレス度合いに比例する」仮説に当てはめてみると、思い当たるのは、リングフィットにハマりすぎて身体に負荷がかかってたのと、仕事がちょっと面白くない状況なこと。やんわりストレス。

「月によってそんなにバラバラなら、ピルなんて飲んでも意味ないじゃないか」なんて言わないでね、私には意味大ありなので。

PMSや生理痛があるにしても、服用前の頃より数倍マシ。
メリットを挙げてみる。

・毎月、いつ来るか把握できる

生理予定日を過ぎても来ないときの、あの焦燥感と絶望感わかります?「妊娠!?病気!?どうしよう!!!???」が毎日続くの。そのストレスで余計に遅れたりするの。あれもう本当嫌。
「お、明日から生理だな」→翌日からちゃんと来るの、とてつもなく楽。ちゃんと準備できるから下着も汚さないしね。

・予定によって来るタイミングを調整できる
なるべくゆっくり過ごしたいから、在宅勤務日か週末に生理2日目が重なるように調整してる。前述の遅刻した会議は、もともと在宅予定だった日に会議ねじ込まれてああなった。会社員しんどい。

・メンタルが安定する
私、PMSはメンタルのほうが特に酷くて、生理10日くらい前から死にたみ(希死念慮)がすごかったんですよ。毎月死にたい。月の半分くらい死にたい。何それ。でも10代の頃からずっと。メンクリも何度かお世話になってるし、この希死念慮はたぶん一生続くんだろうなーと思ってた。
ピル飲み始めてからは、死にたいだなんて一度も思ったことなくて。年齢を重ねてしぶとくなったところもあるんだろうけど。今はPMS期に気分が沈んだりイライラすることはあっても、「あー生理前だもんなー」で流せる。PMSの症状は「症状」として、「自我」とは切り離して考えられるから、症状が出ててもそれは別に私のせいじゃない。私のせいじゃないから病む必要もないし、死にたくもならない。基本的に毎日ハッピー。メンタルド安定。ピルすげえ。ホルモンやべえ。
ピル服用して、私のいちばんのメリットはこれ。間違いなくこれ。毎日ハッピーってとんでもなく生きやすいね。今のメンタルで小学生からやり直したい。

・肌がきれいになる
これもかなり個人差のあるやつだけど。私の場合、10代〜30才過ぎてもずっっっと顔テッカテカの油田タイプで、スキンケアや食事や美容皮膚科、何しても変わらずテッカテカだったのがはちゃめちゃに改善した。皮脂量が落ち着いたので、ニキビや毛穴の開き・詰まりなんかもかなり減った。
ホルモンバランスが不安定で皮脂分泌が過剰なタイプはピルで改善ワンチャンあるかもね(広告だったら薬機法引っかかるタイプの表現)

逆にデメリット。

・毎日、決まった時間に飲まなきゃいけない
これはもう慣れ。アプリでタイマーセットして、最初の1ヶ月頑張ればどうってことない。「曜日関係なく確実に起きてて、確実に飲める時間」に決めるのがコツかな。私はむしろ毎日21時にピル飲んでお風呂入る、って生活リズムが出来たので、夜ダラダラすることがなくなって良かったなくらいに思ってる。

・むくみやすくなる
むくみやすくなって、体重も少し増えた。でも私にとってはそんなこと気にしてられないほどのメリットがピルにはあるので!たくさん水飲んでたくさん歩いてたくさんリングフィットしたらオッケー!!

私は喫煙者なので血栓リスクが高め。年齢とともにリスク値も上昇するので、ピルかタバコのどっちか止めないとなー、と葛藤中。
35才くらいまではどっちも続けると思います。


最後に:
私が飲んでるのは「超低用量ピル」と呼ばれるものです。色々と書いたけど、生理の諸症状にムラがある(ピルの効力が弱い)のは超低用量だからってのもあります。これよりちょっとホルモン含有量の多い「低用量ピル」だと生理もムラなく軽くなる場合が多いんですけど、私は副作用(吐き気・むくみ)が強く出ちゃって続けられなかったので、超低用量を選択して飲み続けてます。
ピルはたくさん種類が出ているので、これから飲み始めようか考えている方は、お医者さんに相談してご自身に合うものを探してみてくださいね。

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