4日目 浜松
■5月27日(4日目)
浜松 0km
9:00 起床。朝風呂
10:00 チェックアウト。浜松駅前 路上。駅ビル前 路上。
12:00 支援@おばあちゃん2000円
15:00 支援@ラインギフト(モスバーガー)
17:00 チェックイン
20:30 岩盤浴、温泉
22:00 テレビ@NHK
22:30 就寝
1.雨の中、路上デビュー
9時、朝風呂。
今日は1日雨予報だったので、朝ゆっくり起きれて最高の目覚めだ。
せっかくなので朝風呂に入った。優雅な1日の始まりを迎えた。
と、思っていたが、チェックアウトして外に出てみると大雨だった。
一気に気分が憂鬱になってしまった。
しかも寒い・・・。
わたしは誰かと話したくて、とりあえず駅前に向かった。
(誰か話しかけてくれないかな~)
「ゼロ円自転車旅してます。東京→福岡 助けて」
とホワイトボードを立ててみた。
浜松駅は広々としいた。人も少なく、なかなか看板にすら気づいてもらえない。
最初の頃は見られるのが恥ずかしくて隠れたい気持ちになっていたけど、
4日目になるともはや
「誰か見て~!気づいて!」と心の中で叫んでいた。
出発前よりも人目が気にならなくなってきた自分に成長を感じる。
駅前はなかなか目立ちづらいから、場所を移動することにした。
駅ビルの入り口付近で、ホワイトボードを立て掛け、しゃがみ込んだ。
人の流れを読んだ結果、ここなら買い物客も通るし誰かしら目に止めてくれるはず!お願い!誰か!
12時。駅ビル前に移動して30分後…
ピンクの帽子を被ったチャーミングなおばあちゃんが声をかけてくれた。
「寒いんだから温かいところにいなよ~。年金暮らしであまりないけど孫みたいなもんだから」
といって2000円の支援。
そして、こっちの方が風当たらないからと壁がある隅に案内してくれた。
おばあちゃんは実際に孫はいないみたいだけど、きっとおばあちゃんの孫くらいに見えてるんだろうな~と思った。
身体は冷え切っていたけど、心は温かかった。
さらに2時間、路上に座り込んで粘ってみた。
でも、相変わらず人通りも少ない。
底冷えして寒さに耐えられなくなったわたしは、切り上げることにした。
15時。
温かい店内を求めて近くのモスバーガーに入った。
出発前に友達からもらったラインギフトを使うことに。
小学生の頃から決まって注文するのは、モス野菜バーガーだ。
普段、飲食店でのメニュー選ぶときは、期間限定とか変わったメニューに冒険するタイプだけど、なぜかモスバーガーでは定番を頼んでしまう。
それではありがたく、いただきます!
(ん~過酷な環境の後にいただいたご飯は最高~~!)
2.温泉で極楽
17時。
お腹を満たすと、昨日と同じカプセルホテルに早めのチェックイン。
今日は時間に余裕があるので、岩盤浴を満喫♪
雨の日は外にいるだけでも過酷だったから、癒やしの極みだ。
岩盤浴で仮眠して、サウナで整って、身も心も回復!
(ちゃっかり贅沢してるな~(笑)明日も奈良まで送ってもらえることになったし、何か思ったより楽だけどもしかしてこの旅は余裕なのかも?)
4日目が終わる頃には、もしかして福岡まで行くの意外と簡単なのではないか?と強い想いが芽生え始めた。
ようやく旅にも慣れてきて、日常に変わりつつある。
ただ、わたしの指先は今までの旅の大変さを物語っていた。
ささくれが大量発生し痛かった。
たしかに、日々食べるものが炭水化物ばかり。
コンビニ食が多くて、ビタミン不足。体の変化として現れた気がする。
(野菜食べたいよ~果物食べたいよ~ヘルシーな食べ物プリーズ!!)
逆に良くなった体の変化もあった。
今までずっと繰り返し悩まされてきたニキビが、旅が始まった途端ぴたりと止んだのだ。
学生の時ひたすら部活動で身体を動かしていた頃は、ニキビに悩んだことはなかった。
社会人になってデスクワークが増えた極端、運動の習慣がなくなってからは、ずっと繰り返すようになっていた。
もしかして身体を動かしているからストレスが減ってニキビも消えたのかな?
原因は不明だけど「体力を使う、毎日前進する」
この2つをただ繰り返す自転車旅のスタイルは私に合っていると思った。
今日の雨は、旅前半の疲れを全部解消するかのごとく、わたしを休ませてくれた。
良いタイミングで雨が降ってくれたおかげで、身体を労れたことに感謝だ。
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