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空き家の片付け中に感じたこと〜今、この瞬間に…

こんばんは、ケントです
今日は空家の片付け中に感じたことを書きます

個人的な内容になってしまいましたが
読んでもらえるとうれしいです


僕はなんて無力なんだろう
作業中、何度もそう感じた

ゴミの分別も
大型家電の運び出しも
雑巾がけも
指示されるままに一生懸命やったつもりだったけど

「そっちじゃなくて、こっちを手伝ってくれ」
「そうじゃなくて、こうしたほうがいいよ」

そう言われるたび
自分を否定されているような気がした
おまえは何もできない人間だと言われているような気がした
(みんなが僕のためを思って、言ってくれているのは理解している)

誰も僕に、そんなことを言ってはいない
僕が勝手に相手の心のうちを妄想し
恐れたり、怒ったり、悲しんだりしているだけ

後から冷静に振り返ると、そう思える
だけど、その瞬間はそう思えない

自己否定が強く、人を信じられない自分を変えたい
そう思って、僕はシェアハウスに来た

ここで暮らし始めて2年
周囲から「変わったね」と言われるようになった
自分でも少しは変われたような気がする

だけど、変わらない、変えられない部分もある

もっと根本から変わりたい
どうすれば変われるんだろう?

そう思った瞬間、胸の奥がざわついた

「ケントはまだ変わりたくないんだよ
 自分を変えるのが怖いんだよ」
Tさんの言葉を思い出す

僕は変わりたい
そう本心から望んでいる

だけど、変わることへの恐れがある
本当の自分、ありのままの自分を見せたら
周囲から人がいなくなるような気がする
(これも僕の勝手な妄想だ)

僕の顕在意識と潜在意識の間には
分厚い障壁がある

breakthroughするためには、どうすればいい?
なかなか変われない自分に苛立つ

そう思った瞬間、気づく
変わりたいという強い思い
変われない自分に対する焦り

これは執着ではないか
僕は変わることに執着している
変わることに執着している限り
僕は変われないだろう

では、どうすればいいのか?

どこからか、声が聞こえた

変われない自分も
変われない自分への焦りも
楽しむしかない

今、この瞬間を


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