続く活動量計との日々 - 情景活動2.0
今年は桜の季節が長い。咲きはじめの時に雨が降ったが、その後は雨もなく風の強い日もあったがどうにか保っているようだ。私は毎日散歩をしている。極寒の冬も好きなのだが春はその冬とはまた違う。冬は日本海側にも行くが、北風が強い日が多く鼻水とともに進むような厳しい日も多い。服も重ねて着れば体はどうにでもなるのだが、顔や首はどうにもならないから。もちろん首はマフラーやネックウォーマーを使用して防護しているし、頭は基本的にニット帽をかぶる。問題が一つあり、テンションを上げて歩いていると目標を達成するころには体が熱くなっているということだ。汗をかいているので服を脱ぐわけにもいかない。病気もあるし変に冷えるとヤバそうだ。まあマフラーなどを外せば少しは快適になる。
その極寒の冬から春へと変わる。移り変わりは緩やかだが、春のスイッチが入るような時間はあり、そこから一気に草木が萌えはじめる。それを経験しているとすぐに桜の日々がやってくる。それが今ということになる。そろそろ散ってきた幹もあるが、まだほぼ満開の幹もある。場所によって違うし、状態によっても違う。ソメイヨシノじゃない場合は品種の違いもあるね。その時は様々な桃の品種とかも植樹されている公園を歩くといい気分になる。桜が咲いていても桃も咲いている。満開だ。そういう幸せを迎えられることもあるのだと知る日々だ。
私は長年活動量計を使っていて、それを去年の秋に新しくした。新しくすれば新しい機能もついていたり、ふと、以前もあった機能を使うようになったりした。過去、私はXiaomiのMi Bandを1と呼ばれる前から使っていて、銀色の金属の面が特徴的で時刻もない三つのLEDだけの見た目が大好きだった。そしてそれが壊れ、下記の情景活動で端折って書いてはいない家族用にと買ったMi Band 1Sを経て、その情景活動のネタにもなったMi Band 3をずっと使っていた。その頃はMi Band 3で単なる歩数、睡眠、たまに心拍数を計る程度、それだけだった。1に心拍数が加わった程度。そして今回時間が経ち、また新しいものに買い替えるということになった。今回は壊れたりしていないしバッテリーも絶好調だ。一度の充電で一か月以上は保っていた。変える原動力になったのはMi Band 4,5,6の発売と興味、また時を同じくして同じ目的を持つ人とリンクをするために、お下がりではないが、お試しとして譲渡し使ってもらいたかった。Mi Fitのアカウントとかでリンクできるのかなとも思ったりしたし。でもまあそれは流れてしまったけど、せっかくなので替えバンド十種類程度を含め譲渡はした。今は使えているのだろうか、なんて思うこともある。
情景活動
買うとなればMi Band以外の選択肢もあるし、機能や性能的にも優れたものもあるようだった。考えてみたのだが、上記のMi Band 1のときの金属ボディではないが、Mi Bandを使ってきた一番の理由がバンドを替えられるということだった。バンドを替えて気分も変える、そんな使い方をしていた。そんなに能動的に明確に気分で替えるかというと、そうでもないかも知れないが、それが大きな理由なのだ。だから調べてみて機能的には不利な部分もあるが、解像度や性能が上がってバッテリーの保ちも悪くなっているようだが、やっぱりMi Bandにすることにした。Mi Band 6と5でも悩んだが、結局最新の6にすることにした。バンド数本と本体を買ったが、中国版、グローバル版、日本語版とあり悩んだ。バントも一緒に中華で買うのでここはグローバル版にした。と、思っていたが、今チェックすると中国版かも知れない。AlipayやWechatPayはないが、Mi Fitで確認したら選択できないかも知れないし、あるっぽい。なんだろう。忘れてる。まあどっちでもいいんだけどバンドの画面の言語は昔から英語だし、3の時は途中から日本語になったけど正直どっちでもいい。基本的には替えバンド、これが重要だったんだなと再認識した。
アカウントとかも引き継いでいるので、同じようにペアリングしているのは家で使うタブレットだ、だから外に持ち出すスマホとペアリングしていないのも変わらない。Mi Fitでのペアリングの変更など簡単ですぐに済んだ。昔たまにあったBluetoothの問題とかもなく、簡単に事は進む。しかもMi Fitが変わっている。情報の見せ方や情報量そのものが増えている。これはMi Band 6になったからなのか、Mi Fitのバージョンアップなのかは分からない。もう憶えていない。もちろんMi Band 6になってから追加された機能の情報があるのは分かる。しかし、睡眠やワークアウトの見せ方が変わっている。Mi Band 6の特徴はSpO2とかだろうが、たまにしか使わないし眉唾程度と思っている。しかしバッテリーの保ちが悪くなったので逆に充電回数を増やし、心拍数はそこそこ計るようになった。ワークアウトを意識して使用するようになり、それに心拍数が必要だというのもある。残念なのはMi BandやMi Band 3ほど正確に睡眠の補足ができていないようで、そこが残念だ。しかし以前は追記しなかった二度寝のようなものはしっかりと記録されている。もう少し普通の状態で正確に睡眠をトラッキングしてくれれば不満はない。本体の機能で面白いのはBreathingというエクササイズがあることだ。これは画面に出てくる円の広がる縮むの動きやバイブレーションで呼吸を整えるエクササイズ。気分を落ち着けたいときとかクールダウンの時にやっている。また、ネットにはウォッチフェイスがたくさんあって様々なものに変えられる。ユーザー作のウォッチフェイスを配布するサイトやアプリもあるが、オリジナルよりも気に入ったのがないのと、書き込み時になにかあれば怖いなという問題でまだ設定したことはない。バンドを替えるのは好きなのにまだ踏み出せていないのはおかしいとも思うが、こころ揺さぶられるウォッチフェイスが出現すれば変えるかもしれない。またMi Fitにて本体のファームウェアアップデートをするが、これが強制的なので朝起きて体重を入力しようとした瞬間始まると何もできない。食事前に計るといういつものペースが崩れてしまう。こういうのは選択制にしてほしいなとは思う。
またPAIという指標を気にするようになった。それは心拍数も関係してくるようで、それにも心拍数測定が必要だ。PAIを意識してない使い始めのときでも、心拍数を意識していれば全然違うことには気づいていた。それにPAIを気にし始めたら、PAI 100以上が目標のようだが、散歩がてらのウォーキングしかしない私でも特に初期はPAI 270とかになっていた。どれだけ心拍数が平坦だったんだと思った。ただのゆっくりした散歩なだけだった。歩くために歩いていたつもりがそうでもなかったってことだ。今はPAI 200程度に落ち着いてはいるが、それでもほぼ毎回200は行く。昔は散歩の途中で神社の階段を上っているときに、同じコースを日々通れば階段もつらくなくなるとか、そういう個人的な指標だったが、それと同じことだと使ってみて、意識してみて気づいた。別にPAIがあるないではない。活動量計を使って運動や行動を意識することで生活の幅が広がったと思うのだ。それにこだわりすぎれば基本的に病気の私にはマイナス面になることもある。だからそこを気をつけたいと思っているが、やっぱり少し無理をしてしまうね。
思うのはこういうガジェットが思ったより生活の幅を広げてくれるかもしれないということ。以前使ってた頃は単なる一部の身体数値のロガーとしてしか使ってなかった。しかしハードウェアやソフトウェアの機能が増えたり進むにつれて、それも少しずつ変わってゆくと感じた。それは素晴らしいことだ。そして上手く使ってゆきたいと思っている。でも無理はしないようにしないとね。
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