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018_副業としてのストック画像の本質

noteでもいくつか、PIXTAなどのストック画像をテーマにした記事がありますね。
興味をもって拝読しております。

その中で、ちょっと気になる事があるので今回、それについて記述します。

私は別のブログで散々書いていますが、起業としてのイラスト、クリエイティブは基本的に儲かりません。儲かっても普通のフルタイムのアルバイトと同じくらいです。
それでも、その位の稼ぎが得られれば御の字で、クリエイティブである程度収入が欲しいのであれば、プロダクションでサラリーマンとしてのクリエイターをする事をお奨めします。

全く笑止ですが、必需品ではなく生産的ではないイラストという世界ではある意味当然です。PIXTAであれば、登録しているクリエイターをちょっと調べてみればわかりますが、90%くらいの人が儲けている域に達していません。
儲からないのが基本ですから、儲け方というのはそもそもないのです。ごく少数派であるその人が、自分が儲けているからという事でそのメソッドを紹介しても、私はどう受け止めていいのかわかりません。

PIXTAが推奨するように「ニーズがある」「タイムリーな」テーマで、沢山撮れば(作れば)というのがコンピテンシーですし、センスがあって才能があって、というクリエイターであれば儲かる「かもしれない」という世界です。言葉にすれば簡単で、実践すればそれなりに奥が深いわけですが、ここでの勝ち組は圧倒的に少数です。

ではやる価値がないのか、というと決してそうではなく、継続する事によって得られるものが決してお金ではないのです。私は自分では著作権ビジネスに対する学習だと思っています。同時にそれぞれの、あるいは万人のクリエイターとしてのスタイルだと思っています。

何万儲けたからクリエイターとして成功者だというのは、ビジネスという視点では言い得ることですが、それぞれが自分のスタイルで参入しているわけですからね。

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