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㊙️モンクリ制作日記 〜200歳の挑戦〜

2020年4月より独立、4人で開発スタート

今から15年前、小さな会社に入り、数人でひとつの部署を立ち上げた。

3DS「クリエイトーイ」の開発から始まり
ガラケー「ドラゴンリーグ」「戦国リーグ」に続き
スマホで「ドラゴンリーグX/A」「ドラゴンポーカー」「城とドラゴン」「ガンビット」と作って
気付けば20人くらいだった会社は100人以上の規模に成長した。

しかし大きくなった組織の維持のため
次第に売り上げを重視するようになっていく。
まわりも自分自身も。

そこで自分たちの手で成功させた会社を辞め
2020年4月より独立、また同じ4人で開発スタート。

求めたのは“面白さ”だけに集中した開発体制。

いきなり約4年間の総開発費の公開!

『モンスタークリエイト』ことモンクリの開発期間は
現在2024年3月までで計46ヶ月経過。

その総開発費は
人件費+家賃+その他経費や保険料など全部込み込みで
現状 1億2000万円くらい。
※計算してみると恐ろしい・・・。正直、15年間以上「面白くなるまで作る」スタイルでやってきたのでこれしかやり方を知らないのです。

これまでは全て自社資金。
※2024年3月末に、挑戦していたクラファンでのご支援を受け取る予定なので大切に使わせていただきます。本当に感謝いたします。

思ったより開発に時間がかかってしまった・・・。

いやゲーム開発が遅れなかったことなどないじゃん。
資金的にはもうギリギリ…!?汗

ギリギリで・・・面白いゲームができました!!


おじさんズ合計200歳までにリリース目標!

話は最初にもどって2020年4月の春。

桜満開(もう散ってた)さあ、これから4人のチームで気合い入れて
”面白さだけを追求“して作るぞー!
と、ニューオフィスを借りた瞬間

それはやってきた・・・

そう、2020年春というのはちょうどコロナが始まった時でした。

コロナ禍と同時に開発スタート。

最初からリモートワークになる笑

ただ、長年一緒に働いてきたメンバーなので
1週間に1度のリモートミーティングするだけで
なんの問題もなく開発はスムーズに進んだ。

しかし、ニューオフィス2年間契約が仇となり
(プログラマー1名だけが利用してくれたが)
4名スペースのオフィス家賃24ヶ月分が・・・。

それでもめげずに全員の年齢合計が200歳になるまでに
完成させてモンクリをリリースするぞ!

と大目標を掲げた。

全員で働くことはほぼなかった最初のオフィス(勢いで借りてしまった・・・後悔)


コロナ禍でせっせこ、怯えながら作りはじめる!

最初は世界中がそうだったように詳細不明のコロナを恐れていた。

合計200歳弱のおじさんズがコロナ禍でのゲーム開発。

全員、いい年齢だからコロナに罹ったら危険・・・
1人でも欠けてしまったら
このプロジェクトは完成しないので
最初の1〜2年はコロナの影に怯えながらせっせこ作っていくことに。

スマホに合わせたキャラクターエディタの開発(一部特許取得)

作り始めた「モンスタークリエイト」の一番のウリは
もちろんモンスター作り。

しかしスマートフォンの画面を指で操作するとき
細かい操作はしにくいので
誰でも操作しやすいようなUIが絶対不可欠だった。

これが実現できないとプロジェクト自体が揺らいでしまう・・・

そこで開発されたのが現在のキャラクターエディタ。
(一部UIの特許登録済:特許第 7254391号)

半年かけて、想像以上に良いものが出来た。
誰でも簡単にスマホの画面を指で触れて
モンスターを自由自在に創り出すことができる!

初期のキャラクターエディタ
完成版のキャラクターエディタ


ユーザーの方々からたくさんのアイデアやデザインに胸ジーン!

モンスターを作るゲーム、ということでそういえば、果たしてみんなモンスターを作りたいんだろうか?

ということを聞いてみたい、も兼ねて
Twitter(現在の𝕏)でモンスターのアイデアを募集してみた。

しかしその心配とは裏腹に、その熱量に胸がジーンとなることになる・・・

これはほんの一部ですが、全てが弊社PICTOYの宝物です。

様々なモンスターの特性やたくさんのスキルや攻撃のアイデア!宝物です!


1体、1体、想いのこもったモンスターデザイン!


BitSummit2022

開発スタートから2年が過ぎた夏。

モンクリもだいぶ遊べるようになってきたし
一度ユーザーの方に遊んでもらって反応を見てみようとなって
コロナ禍から2年ぶりに復活したBitSummit2022に出展することに。

イベント開催の前日から京都へ。
搬入から準備で丸一日かかり、おじさんズ、始まる前にすでに若干疲れる笑

そして当日、最初は人が通り過ぎるばかりで
あれ?誰も興味ないのかな、、もしかして…?

と思ったけどすぐどんどん遊んでくれ始めた。
交代交代でお客さんへの対応。

途中に森山はメインステージに呼んでいただいて喋らせてもらった。
なにやら賞にノミネートされたからとのことだった。

8作品ノミネート、僕だけ登壇。
結果・・・僕だけ落選、、

賞をもらえると確信した顔で堂々と登壇したので恥ずかしい。

もらえるつもりで話してる僕(もらう気まんまん)
もらえるつもりで大画面に映る僕(300%もらう気)
もらったぜ!な僕と、盟友イグニッション・エムの升田さん(もうもらった感)
落選した僕

それは置いといて・・・

親子連れや、城ドラーの方や、過去作のファンの方、海外の方など
いろいろな人に開発途中バージョンのモンクリを触ってもらう。

非常に高評価。

特にキッズには異常なほどウケが良く(わりと僕のゲームはそういう傾向があるけど)
何度も何度も帰ってきてくれて遊んでくれた子が何人もいた。

開発途中でこれだけの一般の方に触ってもらう機会は滅多にないので
非常に貴重な経験となったのと、また自信をもらうことができた。

キッズから大人、海外の方までいろんな人が楽しそうに遊んでくれた


コロナ終息、新オフィスに集合!
ブラインド事件でおじさんズ喧喧諤諤!

コロナが終息して、全員リモートワークだったのを
ここからは集まって顔を合わせながら開発をしていこう、となり
新オフィスを借りることに。

最初の失敗の教訓からあまり良いオフィスを複数年で契約することは避けて探して
なかなか良い物件が見つかった。

しかし、数年間それぞれ1人で仕事することに慣れていたメンバーは
ひさびさ集合したことにより多少ストレスを感じる。

そこでブラインド事件が起きた。

みんなのために壁に囲まれたオフィスより
狭い代わりに2面彩光の物件を借りたんだが

窓側に座ったメンバーが「眩しい」と言って
ブラインドを完全に下ろしてほぼ壁と同じ状況に。
しかも窓側2面とも。

これには僕が怒った。
ちょいちょいー!せっかくの2面彩光のオフィス借りたのに
どっちもブラインド下ろしちゃったら
なんの意味もないじゃないか!、と

なんだよ、窓側座りたかったの!?
いやそういうことじゃなくて窓意味ないじゃん!
だって眩しいんだもん!
ちょっとくらい光が入るようにしてよ!

と合計200歳が喧喧諤諤。

久々に人と隣あっての仕事。
最初はこんなことが何回かあった。

それにメンバーはほぼアラフィフで
更年期障害なんではないかというくらい
不機嫌になったりご機嫌になったり
仕事中の昼寝が長かったりなんのって。

ゲーム開発との闘いと、更年期障害との闘い。
それにも段々と慣れ、開発は佳境へと入っていくことになる。

結果的に、数ヶ月経過したら働きやすいオフィスでここにして良かった。
みんな通いやすいし
(ブラインド下ろしているけど)隙間から光は差し込むし
夜にはなれば車のライトで窓の向こうに多少動きが見えて
これはこれでなんかいい。

ただ、冬が近づくとトイレが寒かった・・・。
どうにかモンクリを軌道に乗せてトイレが寒くないオフィスへ引っ越すのが今の夢である。

スタッフ自作モンスター!
モンクリは”絵の上手下手は関係無く“面白いモンスターが作れてしまう!


最後のメンバー合流!

完成に向けて本腰いれていくために
最後のメンバーが合流。

お陰で一気に合計240歳になってしまった。
これからはチームおじさんズ240、と呼んでください。

しかし、人数が揃った、というか増えた(当社比125%)ことにより
マンパワー的にも精神的にも一気に完成へと向かい始める!

インゲームはほぼ完成!あとはアウトゲームを作るのみ!(これが大変・・・)


クラウドファンディングへの挑戦

本作の配信に際して
新作モンクリを楽しみにしてくれているファンの方々と

「もっと近い距離間で一緒にゲームを作り
 一緒に盛り上げていけるような手段はないか」

と考えた結果

ファンの方々の「声」をゲームに反映しつつ
ファンの方々から「ご支援」を賜ることができる
人生初のクラウドファンディングへ挑戦を決意。

・ゲーム開発資金集めではない(完成間近なので)
・ストレッチゴールもない(完成間近なので)
・リリース目前のスマホゲーム(完成間近なので)

という前例の無いクラファンプロジェクトに対して
1ヶ月半ほどの期間で最終的に

合計113人の方から
総額4,286,500円ものご支援をいただきました。

ご支援いただいた方々の暖かい言葉、一生大切にいたします!

本当にありがとうございます!!

始める前は、1人も1円もご支援いただけないかと怯えていたのですが
開始直後にご支援をいただけてものすごく嬉しかった…。

さらに
城ドラを遊んでくれた方が圧倒的に多いと思っていたのだけど
クリエイトーイや他の過去作のファンの方も多くて
そこも嬉しい驚きがあった。

クラファン限定公開の発表のときから
SNSでさまざまな過去作のファンの方々が
モンクリの話題をしてくれたり、DMをくれたり

過去の作品はどれをとっても僕にとって
我が子のようなとても大切な作品なので
それぞれのファンの方々と
直接交流ができてとても懐かしく、また元気をもらった。

「城ドラ」から「クリエイトーイ」まで
僕の作品を遊んだことのある
いろいろな方に興味を持ってもらえた事が嬉しい。

また2022年に出展したBitsummitに来ていただいて
実際にお会いした方々からのご支援が複数あり

「ずっと待ってました」というような
暖かい声とともに
たくさんのエネルギーをもらえて
本当に感謝…
小さな手から大きな手、いろんな力で背中を押してもらう。

期待の大きさを感じてとても身が引き締まる思いで
インディーズとして現状のスマホ市場で生き抜くのは
本当に大変な挑戦ですが

モンクリは本当に面白く自信作なので
多くの人にプレイしてもらえるよう
チャンスを広げて世界配信へも挑戦したい…!

これで、113人の方がおじさんズ入り。
合計年齢は200歳どころか2000歳を軽く超えてしまったかと笑


GooglePlay申請で原因不明のストップ事件!

Appleさんの申請が数日かかる場合があり
Googleさんの申請はすぐ承認されるというイメージがあった。

しかし、これが完全な落とし穴。

人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そして・・・まさか、である

コロナ禍でおじさんズがせっせこ作り上げてきたものが
ここに来て自分たち以外の問題によって急ブレーキ。

問い合わせても「原因不明」と言われる。
僕らの問題ではないらしい。
善処しているからお待ちください、とのこと。

いろいろなスケジュールを練り直したいが
いつまで待つのかも伸びるのかも分からず途方に暮れる。

うちみたいな小さな会社は、1ヶ月でも延びれば
それだけでいろいろギリギリなので大変。

最初の申請からすでに1ヶ月経過・・・

しかし2024年2月吉日、遂に承認っ!!
自然にガッツポーズと愛を叫ぶおじさんズ!

モンスターたちが今か今かと出番を待ってます!


広告費3ヶ月分の公開!

ゲーム作りはギャンブルである。

まず作っても面白くなるか分からない。
そして長い年月をかけても完成するかも分からない。
奇跡的に面白くなり、かつ完成しても、売れるか分からない。

まさにギャンブル。

そして売るためにはタイトルを知ってもらう必要があり。
そのためには開発費とは別に広告費というものが必要になる。

開発費はモノとして残るけど、広告費は失敗すれば何も残らない。
とても難しく、しかしとても重要。

モンクリが予定しているリリース後3ヶ月分の広告費は
オンライン広告など色々合わせて

1500万円ほどでやろうと思ってます。

他の大作に比べれば雀の涙のような金額ですが
僕たちにとっては大金、人生最大の賭け。

開発費 1億2000万円 + 広告費 1500万円。

合計 1億3500万円。

手に汗握る、いや手汗が止まりません・・・。

※現在挑戦しているクラファンでのご支援は広告費などには使いません。ゲーム内の面白さをアップする要素のために大切に使わせていただきます。

多くの人に、10年、20年と長く遊んで楽しんでもらいたい!

ヒリヒリしてこそ人生。
オールインの大勝負。

でも本音を言うと売り上げというより
ゲームをあと何本作れるか分からない年齢になってきたので
とにかく“少しでも多くの人”に遊んで楽しんでもらえるゲームになってほしい。

そして10年、20年と“長く残る”ようなものになってほしい!

こんな小さな会社のゲームを多くの人に遊んでもらえるか!?
それが本当の勝負。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!

このゲームは完成してやっと50%。
ユーザーの皆さんがら遊び始めて本当の意味で100%完成するゲームになってます。

ぜひ「モンクリ」の世界へ一度遊びにきてください!!
(このnoteに「いいね🩷」もよろしくお願いしますー)

PICTOY おじさんズより

★最新作『モンスタークリエイト』絶賛配信です!

Apple Store
https://apps.apple.com/jp/app/id6467383690

Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.pictoy.monstercreate


ちなみに課金は「ほぼ100円ガチャ」のみです。
安心して遊んでいただきたいと思いこのような形にしました。

↓詳しくは
note【親子や友だちと一緒に安心して遊んでもらいたい】
https://note.com/pictoy/n/nc1c3eb7e73f1

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