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パソコンに、酔う。

3月、忘れもしない8日の火曜日の夜。
1日内覧会の受付。
会社に戻ってその日できていない仕事をやり始めたところ、ふらふらくらくら。
パソコンを見ていられないくらい気持ち悪い。

座っているだけなのに眩暈はするし、
動いてもいないのに乗り物酔い。
そう、パソコンに酔ったのだ。

その日は最低限の作業だけどうにか終わらせ、
帰宅。

そこからが地獄のはじまり。

まず、携帯すら酔ってしまって見ることができない。
たった二駅の電車すら、酔ってしまう。
急行に乗ると一駅で着く距離なのに、それすら降りられない恐怖から各停しか乗れない。
最寄駅から自宅までの道も、気持ち悪くてマスクがしてられない。
( こんなご時世なので気まずい )
帰宅しても、気持ち悪くてごはんが食べられない。
( 大食いなのに… )

次の日。
なんとなく気持ち悪さは残りつつ、会社へ向かう。
作業はじめて1時間後くらいで眩暈からの酔い。
座っていられず、トイレへ。
戻って作業再開するももうずっと気持ち悪くて、座っているのにふらふらくらくら。

横になりたいけど、休憩室は洗われてなさそうなシーツが嫌で行きたくないし、
とりあえず屋上に行く階段に座って休む。
20分くらい休んで戻ったけど、もう5分もたたず気持ち悪くなる。

もう無理だ…
どうしようもできない。
涙しか出てこない。

気持ち悪い中、
『パソコン、酔う』
で調べたら、どうやら眼精疲労が原因だということがわかり、同僚に相談して、その日はそのまま眼科へ。
気持ち悪い中、電車に乗って酔って
眼科へ行って、座っているのも限界なほど気持ち悪くて
マスク下げて大きく息吸ったりしてどうにか耐えて
先生に診てもらった。

症状としては、
半年以上続いていた眼球の痛み、まぶたの痙攣。
眠る時、目を閉じても動く眼球。

結果、眼精疲労とストレス、不安からくるまぶたの痙攣、自律神経の乱れ。

心配事をなくす事が大切って言われたけど、
その要因の仕事が忙しすぎることで、それをやめる事はできないし…
ということで、対処法として、
目を温めること。
お風呂に浸かること。
なるべくたくさん寝ること。
あとは処方された2つの目薬を使うこと。

自律神経が乱れまくっているだろうに
こんな目薬で本当によくなるのか不安になりながら帰宅。
その日はもう横になることしかできなかった。
座るだけで吐き気。
地上にいるのに船酔い感覚。
友達が苦しんでいたつわりはこんな感覚なのか…

目薬は日中使えるものと
寝る前に使う瞳孔を広げるものの2種類。
はじめの1週間は日中使えるもののみで、
2週間目からは、日中つかえるものプラス寝る前に使うものの2種類使ってみようってなっていたんだけど、
日中使える目薬だけだとまったくよくならず…
目の痛みもとれないし、酔いもおさまらない。

結果、4日目には瞳孔を広げる目薬を使ってみる。
これが効いてだいぶよくなった。
土日はほぼ携帯もテレビも見ないで目を休めて、
お風呂にゆっくり浸かっていたら
月曜日はだいぶ復活。

それでもやはり仕事の途中で具合が悪くなるので
2週間もたたず再度病院へ。
別の目薬と飲み薬を処方してもらった。
時間があればお風呂に浸かったり、
目を温めたり、
目薬をさし、薬を飲んで、
を繰り返していたら、
目の痙攣もいつのまにかおさまり、
ずっと悩まされていた眼球の痛みもほぼなくなった。

1日8時間以上パソコンに向かいっぱなしで
お昼も仕事をしながら。
帰ってからも携帯を見ているし、
毎日ほぼシャワーのみ。
質のいい睡眠もとれず、
目を酷使しまくり。

こりゃだめだよね。

本当に辛かったので
もう同じことを繰り返さないために記録。

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