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エディプス・コンプレックスが我が家にやってきた!

7歳の息子は、大のパパっ子でした。。。過去形なのは、ここ1か月ママ大好き💛ブームが来ました。とにかく「ママ大好き、愛してる」を1日何十回も連呼しています。そしてパパのことは、「大っ嫌い」「あっち行って」と今までなかった排除の言動を見せるようになりました。

これ単に好き嫌いではなく、立派な精神発達の証です。フロイトの言った「エディプスコンプレックス」がわが息子にもやってきました。エディプスコンプレックスとは、「母親(異性の親)に対して性的欲求を抱き、父親(同性の親)をライバル視したり嫉妬したりする無意識の葛藤で、大体3~6歳ぐらいで見られる現象です」です。ええ~と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このような葛藤を感じながら、母親を獲得するために、父親をモデルとして性役割を獲得し始めます。また親からの自立や欲求を抑えることも学ぶ大事な葛藤体験の時期です。

ああ!この時期が訪れたのねとちょっとうれしいようなさみしいような。ママ大好きと駅から家に着くまで連呼して離れないムスコに、つい幼児性を見出してうれしくなりがちです。しかしここは自立の時なので、ママも大好きだし大切だよ!と言いつつ、近すぎすぎず、離れすぎず、一定の距離を保つように心がけてます。(内心は何百回もママも大好きといいたい)

母の身体から産まれて、乳幼児期は母と一体のような日々。そこから自我が芽生えて育って、生物から人間へと変化していくこの時、あなたにどんな自我が育てて成長してくのか、ピコママはワクワクしています。

急に母にべったり、父は排除する反抗的態度を見せ始めたら、落ち込んだり怒ったりする前に、もしかしてエディプスコンプレックス?と考えてみてください。自立の時期かもしれません。

とはいえ、ムスコは母の腹を枕に、父の足のぬくもりを湯たんぽ代わりにして、今夜も眠るはず。

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