今更ながらの自己開示
おはようございます♪
心と身体の癒し配達人、障害克服セラピストのエルザです(^^♪
25年ほど前、神経症を患った頃、私は自分は病気だからという理由で逃げてばかりいました。
いや、本人的には逃げてるつもりではなく、生き辛い苦しさ(見えない症状)を声に出して、周りの人に知ってもらいたかっただけなんですが、当時友だちだった人たちに「病気って言って逃げてるだけ」と言われ、私から離れていったのをずっとトラウマに思ってました。
だからという訳でもないのですが、11年前に精神障害を患ったあの日、もう逃げるどうのこうのじゃなくて、無理して何かしようと思わなくていいんだ、どうせ壊れたんだから何にもできないからと、自分の人生の全てを諦めた自分がいました。
何かにつけて、精神障害者だから無理…というようなことを言っていたような気がします。
でも、その反面、もともとプライドが高かったこともあって、それまでできてたことができなくなったことに苛立ちを感じ、私は障害者なんかじゃないと、自分の障害を認めたくなかった自分もいましたし、障害者であることを隠したいと思う自分もいました。
かつて、聴覚障害者と交流があった頃(手話を学んでいた頃)、聴覚障害者の人が自分の障害を隠したがっていた気持ちも、何となくわかるような気がしていました。
自分が障害者になる前までは、隠す必要なんてないじゃん!って、伝えなきゃわかないこともあるからと言っていたこともあったんですけれどね。
とにもかくにも、自分の全てを開示することに、どこまですればいいのか葛藤を繰り返していました。
でも、初めて出版した電子書籍にも書きましたが、コーチングに出逢い、人生観が変わり、就職して10年振りに社会復帰を果たしたときから、私は精神障害者であることを隠す必要もないと言う気持ちが強くなりました。(実際、今の会社も障害者雇用ですし)
それからは、SNS上でもリアルでも初めての場所では私が精神障害者だとわかるように自分から伝えています。
今年の初めからヘルプマークとヘルプカードを持ち歩こうと思ったのも、会社でコピーカードを入れているケースの中にヘルプカードを入れているのも、初めて会う人にも私が精神障害者(見た目にはわからない障害者)だとわかるようにしたかったからです。
正直、「だから何?」って思われるかもしれないとか、昔みたいに「逃げてるだけ」と言われそうで怖いんですが、私の中で昔と違うのは、「精神障害者だからダメ、できない」ということを伝えるのではなく、「精神障害者だけれども、こういうことはできます」とか、できないかもしれないけれど、とりあえずやってみたいという意思を伝えたりします。
そして絶対的に無理なことはハッキリとできませんと伝えます。
…何で今更こんなことを書こうかと思ったこと言うと、私は自分のことをもっと知ってもらいたいと思ったからです。
かつては人との出逢いに不安しか感じなかった私ですが、初めて出逢う人にもある程度知ってもらえれば、私が突然挙動不審になっても大丈夫かなと安心できます。
決して誰も信じていないとか全ての人を疑っている訳ではありません。(疑い深い性格ではありますが💦)
そして障害を理由に甘えたい訳でもありません。
ただ、自己紹介の1部として知ってほしいだけです。
見た目でわからないからこそ、言葉にしなければと思うのです。
1度は人生を諦めかけたし、今だって時々ふとした瞬間に消えてしまいたくなるような辛さを感じることはありますが、それでも、一生懸命楽しく生きようとしている自分がいます。
せっかく幸せを感じることができるようになったんですから、その喜びは手放してはいけないなと。
そのための自己開示です。
という訳で。
普段私が持ち歩いているヘルプカードに書いてある「支援・配慮をお願いします」の項目をここに書いておこうと思います。
( )内はカードには書いてませんが補足説明のようなものです。
●初対面の人とのコミュニケーションが苦手です(新しい環境に慣れるのに時間がかかります)
●大声(強い口調)・早口が苦手です(恐怖感を感じたり聞き取りができなくて頭の中が真っ白になります)
●突然泣き出したり、過呼吸になることがあります(不安や緊張を感じると身体が硬直して言葉を発することもできなくなることがあります)
●パニック状態の時は、静かで落ち着ける場所へ誘導してください(外にいて災害などが起こったときなど)
●慣れない場所は情緒不安定になりやすいので、静かに見守ってください
こんな私ですので、これまで出逢った方も、これから出逢う方も、どうぞよろしくお願いいたします(*˘˘*)
最後に私のつたない文章をここまで読んでくださったみなさんに感謝します♬︎♡
ありがとうございます(*´˘`*)♡
そして今日もまたみなさんの心に笑顔の花が咲きますように…(*˘︶˘*).。.:*♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?