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娘ちゃんの成長プロセス③~“症”のつかない自閉スペクトラム~

娘ちゃんの成長プロセスをレポート第三弾。
保育園生活が負担になっていた娘ちゃん。専門医の診察を受けることになりました。

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娘が未満児だった12月のこと、私に翌年度からの常勤での仕事のオファーが来ました。ですが、登園を渋る娘の様子に転園も考えていたところだったので、迷いました。
思い切って、常勤の仕事は辞退したいと上司(児童精神科医)に相談をしました。
すると「仕事のことはいいけれど、娘さんはそれでいいの?」と言われたのです。そして上司(児童精神科医)の診察を受けることに。

結果は「“症”のつかない自閉スペクトラム」。
その後、私が信頼している作業療法士さんに感覚プロファイリング(感覚の過敏さ、感じにくさの評価)をとってもらいました。

保育園での生活が落ち着いてきた
すぐに診断書と作業療法士さんの所見を保育園に提出しました。
園の先生もそれを受け入れてくれました。
スケジュールを絵カードで示してくれるようになり、翌年からはクラス支援として加配保育士をつけてもらえることになりました。イヤーマフの使用も許可してもらいました。
私が親の立場で同様のことを言ったらクレーマーになってしまったかもしれません。
やはり診断書って大切だなと思いました。

それ以降、人数が多い場面ではパニックのようになることはありましたが、一般的には”おとなしい子”として園で過ごせるようになりました。
年中の夏くらいから大分落ち着いてきたなーと感じます。

それでもやっぱり…
私の住む地域では、毎年に市内全保育園のクラスごとの集合写真が地域情報誌に掲載されるのです。
市の中心部から離れた地域にある小さな保育園で1クラス5名ほどの集合写真を見た娘が、「ここがいい」「ここだったら行ける」と言いました。


園での生活は落ち着いても、内心では負担を感じていたみたいです。


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少人数の集合写真を見て「ここがいい」←私的かわいいポイント。
でも本人は切実な思いなんだろうな。
少人数で安心する気持ち、私もわかる気がします。

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