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「見開きに地図が載っている本が好き」エミさんのワンダーランドを貸切りで満喫

yujiたびオフ会でお会いしたエミさん。運命のクジ引きで真正面♡同じ皿の料理をシェアする関係になりましたが、席のめぐり合わせも縁だとおっしゃった幹事のNAOCOさんEIKOさんの言葉どおり、クジ引きが答え合わせであるような出会いを既に果たしていたことがすぐに分かりました(そのとき右隣におられたのがAkiさん♪)。一つは、会場に向かうバス乗り場でのこと。オシャレで抜群に雰囲気ある女性はぜったいにyujiたび関係者だと確信していました。もう一つは、私が群馬県でyujiたびの足バーターをしたとき、yujiさんが大絶賛の言葉とともに身に着けておられたアームカバーの贈り主がエミさんだったのです。
一晩で「あのエミさんだ!」と2回も感動することになった出会いから1年以上。いわゆるデジタルご近所さんのお付き合いをさせていただき、エミさんのセンスがぎゅっと詰まったハーブティに心を躍らせ、エミさんの紹介で梨木香歩さんの本によく手が伸びるようにもなりました。センスの女神で恐れ多すぎるとの思いからインタビューのオファーに躊躇していた私に、うれしいきっかけがあり今回のインタビューが実現しました。

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きっかけとなったのは、エミさんが準備されている人の話を聞くチャンネル。その始動にあたり、私が細々つづけていたインタビュー活動に興味を示してくださったのです。いろいろな人の興味関心そして仕事にまつわる話を聞いていこう…そのアイディアに至った経緯を最初にお伺いしました。

どんな仕事をしようかな、天職はなんだろう…と以前から考えていました。大学の文学部を卒業した後ホテルに就職、それから仲居さんやバーテンダー、公文の先生、カフェのキッチン、飲み屋のおんなの子、おうぎ屋、めがね屋、電報を打つバイト…サービス業をいろいろやってきました。
飲食は好きでしたが、大学卒業するときが就職難だったこともあり、やりたいことにあまり向き合わずホテルに就職しました。職業選択に真剣に向き合ったらどうたったのか、みんなは何を考えてその職に就いたのかなって思うのです。そういう仕事があるんだ!と大人になって驚くことがあり、そういうのを知りたいなと思いました。好きが何に結び付くのかなと。

職業図鑑のような経緯をもつエミさんの活動は現在もとても幅広く、子育て、コーヒー屋さん、さとう式リンパマッサージ、ハーブティのプロデュース。そしてPLAY TIMEという新たな分野も!幅広いけれど根っこは一つなのだろうな、その根っこはどんなだろうと思いながら話をうかがっていきました。

自分の内側を取り出してみて納得できるような手伝い、そういう仕事の仕方がいいなと思います。自分のことが納得できずに生きているのってしんどくないかなって。「自分ってこれでいいんだ」と思うと不調が取れていくように思います。

エミさんは思春期の時期に大切な親友を亡くされた話を聞かせてくれました。何もできなかった自分が悲しんだら申し訳ないという思いで、‟その子の分もちゃんと生きよう“に似た心持ちで自分を納得させたとのこと。それ以来、‟誰かの役に立たなくちゃ”、‟失敗しないように“という思いが強くあり、それはしんどいことでもあったそう。そして3年ほど前、「もういいわ!知らん!」となるタイミングが訪れ、いろいろなことが動き出したようです。

いろいろなことを学び、いろんなセッションを受けて、役に立てなかったと思っていた自分を癒せた、許すことができました。すごく腑に落ちたかんじがしました。多かれ少なかれ、みんなそういう経験があるのかなと思って、自分が楽になる、その人本来の輝きをちゃんとかがやかせるお手伝いができたらと。
スピリチュアルは好きだし、天の声とかも聴けるなら聴きたい。でもソレじゃないとも思っていました。みんなができることで、身体をつかってできること、簡単なこと…。それを落とし込んだのがPLAY TIMEです。瞑想とかってその精神性は尊敬するのですが、座ってー、〇〇してーとか時間かかるなって思うんです(笑)グラウンディングって、ガーデニングとか散歩とか自然を感じることでもできるそうなんです。好きなものをデコレーションするPLAY TIMEもそれに近いかな。

エミさんのPLAY TIME、私はまだ未体験ですが、エミさんの表現をお借りすると「推しを映えさせる」あそびだそう。詳細はこちら↓

こちらが生まれた経緯をお聴きしていると、エミさんの人生と智慧と感性が組み合わさったものなんだろうなと感じられました。エミさんがプロデュースしたハーブティを送っていただいたとき、私はその全部に圧倒されました。写真に残さなかったことを本当に悔やんでいるのですが、それは子どもの頃に大切なものをしまっていた宝箱の煌めきをオトナ版にしたようなものでした。それを手にすることが心が躍る特別な体験でした。派手さはなく自然で洗練されていて…児童文学との繋がりも想像されました。私はデジタルのお付き合いのなかでエミさんが児童文学を愛する人だと知っていたのです。

見開きに地図がついている本が好きなんですよね。『ぽっぺん先生の日曜日』『トンカチと花将軍』『ナルニア国物語』とか。月星座が射手座のせいか冒険が好きなんです。なぞ解きも好きで、そういうことだったんだ!と分かるのもいい。物語で途中の退屈なところでは先に結末を読んでしまって、どんなふうに結末に繋がっていくのだろうと想像しながら読んでいくのも楽しい。映画のネタバレを聞くのも全然OKです。その人がどう表現してくるのかなって想像するのも好きで。本は見開きに地図が載っているのと、目次でどれだけ面白そうと分かるのがいいです。


この「見開きに地図が載っている本が好きで…」と本を探しておられる画面越しの姿に私はとんでもなくキュンとしてしまいました。それ以前の話が吹っ飛んでしまいそうほど。
話を終えた後もずっとエミさんが口にしたそのフレーズを思い出してはニヤニヤしてしまうのですが、あれはエミさんが児童文学を愛する純粋さに触れた瞬間だったのかもしれません。
純粋な非日常の世界。
エミさんと共有した時間の全てがエミさんの世界だったなと思います。そこに入り込んで夢中で遊んだような感覚、ひたひたの満足感が胸に残っています。

たのしかったなぁ…
エミさん、ありがとうございました♡

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