出会い Artist:コブクロ

こんにちは!
今回は音楽関連ということで「コブクロ」について書いていきたいと思います。

初めてコブクロと出会ったのは中学時代になります。

当時はMDが主流で友人の家には必ずコンポがありました。
そんな中、友人の影響もありコンポでラジオを聴くようになりました。
そこで流れてきたのがコブクロの「願いの詩」になります。

2000年代のフォークデュオといえば多くの人は「ゆず」や「19」を挙げていた中、どちらかと言えばまだコブクロは目立ってはいなかったと思います。ただ当時の音楽シーンでハイトーンボイスが多い中、黒田さんの低音ボイスはある種では目立っていたように思います(笑)

どっしりとした安定した声とそれを際立たせる小渕さんのコーラスは、
どこのデュオとも違う印象を受けました。


コブクロのデビュー曲は「YELL」で、その曲の知名度はありましたが「願いの詩」はあまり友人の間でも知名度が無くカラオケで歌っても自己満足の世界でした。

実際にコブクロが注目されるきっかけになったのが、
結婚式ソングとして発表された「永遠にともに」になります。

ふたりの声のバランス感覚が素晴らしく、名曲が出たなと思いました。
当時、PVに使用されていた真っ白のギターを探したくらい好きでした(笑)


そこからコブクロの注目度がどんどん高まっていきます。
「ここにしか咲かない花」
「桜」
「君という名の翼」
と連続でドラマ主題歌に採用され認知度はメジャーになりました。

2007年に発表された「蕾」もドラマ主題歌に採用されたのはもちろん、
この年のレコード大賞を受賞しました!
リアルタイムで小渕さんが声を詰まらせながら歌うのを見て、
私も泣きそうになったのを覚えています。

この曲は小渕さんにとっても「遠くで」と並ぶ大切な曲なのを知っていたので、お母さんが連れてきた舞台だったのかと思うとドラマですね。

ちなみに小渕さんの出身地である宮崎でライブが行われると、
「遠くで」が定番の曲ですが小渕さんではなく黒田さんが泣いてしまうそうです(笑)


一般的にはコブクロ=バラードのイメージが強いですが、
コブクロのアッパーな曲は楽しいです!
特にギターを弾きながらは乗れます!(笑)
それと同時に小渕さんのギターの上手さが際立ち、
とても真似できません…


せっかくギターの話題になったので、
少しコブクロのギター演奏について書いていきます。
もちろん独断と偏見だらけの解説になります。

まずコブクロは歌うためのギターだと思ってください。
そのためスコア通りに弾くと難易度が跳ね上がります。
いい意味で雰囲気で弾くのが楽しく演奏するコツかなと思います。
逆に言えば型にハマらなくても楽しく歌って弾けます!

あとは特徴として小渕さんのブームがあると思います。
同じ年代の楽曲には同じようなコード進行のクセがあります。
そしてたまに遊びます(笑)

オンコードと呼ばれるベース音の運び方は、
これは今のブームなのかなと思う場面が多々ありました。

それからイントロはこだわってます。
私のコブクロ好きのきっかけになった「願いの詩」も、
ツインギターによる演奏から始まるのですがコピーは諦めました(笑)

実はアコギだけでも弾けるようにはなってるようですが、難易度は気軽に弾けるレベルではないのが多いです。

まぁいい意味で「ゆず」「19」が簡単というのもあって、
個人的にフォークデュオのギターとしては難しかったです。
簡単でキャッチーでコピーのしやすさで言えば、圧倒的に「ゆず」です。
私も大変お世話になりました!
「ゆず」についてはまた後日語ります(笑)


私にとって「コブクロ」は一言でいうと音楽の師匠です。
ギターや歌唱のトレーニングとして多くのことを学ばせてもらいましたが、
何よりも音楽の楽しさを教えてもらったと思ってます。
そして音楽の力も教えてもらいました。

最後に大好きなフレーズを一説

「弱い自分に勝てるなら 誰に負けたって良いさ」
風見鶏/コブクロ

劣等感や挫折を感じさせないように甘やかされた人たちも、
社会に出れば色んな競争の中に放り込まれますよね。
誰かに負けることがダメなんじゃなく、「自分自身に負けなければ良い」と応援してくれる楽曲になってます。

アーティストとしてコブクロは順風満帆なスタートじゃなかったと思います。
もちろん最終的にはビジネスなので競争しない訳にはいきません。
他のアーティストと比べてしまった時期もあったと思います。
そんな経験があってこのフレーズを聴いたときに、最高の応援歌に聞えました。

ちなみにこの楽曲は「進研ゼミ高校講座のCMソング」で、
受験生への応援ソングとして発表されました。

私は今でも自分自身の応援ソングです!


それではまた!


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