
【10分でわかる】分散型金融「DeFi」とは?【専門用語なしで解説】
こんにちは、さいとうです。
あなたは「DeFi(=Decentralized Finance)」って知ってますか?
🔽DeFi内のお金が「約28兆円」に
イーサリアムを先頭に、DeFi TVLの合計が2週間で25%増加して2,500億ドルに#ETH https://t.co/EJLmAHRbJt
— コイン海外速報 -仮想通貨ニュース- (@CoinNewsFlash) November 4, 2021
🔽年20〜30%のリターンも臨める
DeFiにて、お金を運用中です😌
— manabu.nft (@manabubannai) July 25, 2021
PancakeSwapに関しては、画像の感じで運用しております。放置するだけで、勝手にお金が増えますね。増えたら再投資して、また増やすというゲームです。ハッキングリスクもありますが、利回りが高いです pic.twitter.com/hcFyfc5gCd
など、かなりの盛り上がりを見せています。
ひとことでいえば、銀行や取引所などの既存の金融システムを、破壊する存在といわれています。
・なにがすごいの?
・ぶっちゃけ稼げるの?
・これからどうなるの?
こういった部分を解説します。
この記事を読めば、分散型金融「DeFi」を10分で理解できます。参考になれば、うれしいです。
■「DeFi」はなにがすごい?
DeFiのすごさは、今までの銀行や取引所のような「仲介」がいらずに、お金や情報の取引が可能になったことです。
この「仲介」がいらなくなったことが、革命といわれているんです。
仲介がいなくなったことで、今までよりお金などのやり取りが自由になったり、DeFi上に自分が銀行になり、利用料で稼ぐなども可能になります。
稼ぎに関しては、年20〜30%の銘柄はザラにあり、500%超えてくるものもあるくらい。
稼ぎやすさ、自由度の高さから、かなり注目を浴びるのが、DeFiなんです。
ぶっちゃけ、これだけでも知らない人が大半なので、ここまで読んでくれた方は、一歩前進ですね。
ーーすべては「ブロックチェーン」
では、DeFiはどう成り立っているのか?
ここがわかれば、DeFiだけでなく、新テクノロジーの「基本」がわかります。
それが、「ブロックチェーン」という技術です。
有名なビットコインや、NFTなども、すべてブロックチェーン上で動いています。
「出たよ、専門用語...」と思ったかもしれませんね。
ブロックチェーンとは、カンタンにいえば、インターネット上の「インフラ」のようなモノ。
インターネットという「土地」の上に、ブロックチェーンという「道路」が通り、そこでアプリやお金という「車両」が動くようなカタチ。
ブロックチェーンの例として、
→イーサリアム
→アバランチ
→バイナンス・スマート・チェーン(BSC)
などがあります。通りの「名前」のようなモノで捉えておいてください。
ーーさらに
ブロックチェーン上のやり取りは、「改ざん」できないというのも特徴です。
情報を暗号化して、情報を「鎖(=チェーン)」のように、機械が自動でつなげていってくれます。(スマートコントラクト)
1つの情報を変えようと思うと、つながっている前の情報を辿っていかないとならないので、手間もかかり、改ざんがほぼ不可能です。
インターネット上の情報を、より「信頼」あるものに変えてくれるのが、ブロックチェーンです。
■稼げるのか?
ぶっちゃけDeFiを使えば、稼ぎやすいです。
利回りでいうと、20〜30%はザラにあり、ものによっては、500%超えてくるものもあります。
例)利回り30%
100万円×30%→年30万円→月2.5万円
1,000万円×30%→年300万円→月25万円(=リタイア可)
ーー稼ぎ方は3種類!
DeFiの稼ぎ方は3種類あり、
・レンディング
・ファーミング
・ステーキング
これら3つは、DeFiの中の分散型取引所(DEX)というものによって実現してます。
DEX(=Decentralized Exchange)とは、銀行やコインチェックなど中央集権型取引所(CEX)と違い、仲介役のいらない取引所。
すべて取引がアルゴリズム管理なので、仲介いらず、「仲介金」もかからないので、リターンを大きく得やすくなります。
・レンディング
DEX上に、お金を預けることで、その金利を得る方法。
いわば、銀行に預金する感覚で、レンティングサービス内にお金を入れ、その金利を得られるカタチとなります。
レンティングには、
→Compound(イーサリアム)
→Aave(イーサリアム)
→Venus(BSC)
などがあります。
・ファーミング
イールドファーミングというもので、直訳すると「利回り農場」。
DEX上に、流動性(資金)を提供し、そこでやり取りがされれば、利用料を受け取る方法。
つまり、DeFi上に自分が「銀行」になり、そこの利用料を得られるカタチです。
自分が銀行となるため、年利が数十〜数千%と、レンディングよりも利回りが高いのが、特徴です。
しかし、イールドファーミングは、基本的に日本の許可は降りていないため、どこがOKかよく知っておく必要があります。
主な例としては、
→PancakeSwap(BSC)
→Curve(イーサリアム)
です。
・ステーキング
さっきのファーミングによって得られた利息(トークン)を、ネットワーク貢献のために、投資する方法。
運営に力を貸し、その対価を得るカタチです。
流動性を提供すると、その量に合わせてトークンという、オマケが配られます。
ステーキングは、このオマケを再投資し、利益が得られるのが特徴。
→PancakeSwap(BSC)
→Venus(BSC)
などが主な例になります。
つまり、
レンディングは、お金を貸して金利をもらい、
ファーミングは、銀行を作って利用料もらい、
ステーキングは、もらえるトークンで運営に協力し対価をもらう、
となります。
■もちろんリスクも
利回り高くて、自由度高いDeFi。やってみよう!と思う方。
もちろんそんなDeFiにも、リスクはあります。
🔽とあるサービスから62億円流出
DeFiプラットフォームbZx、62億円の資産が不正流出かhttps://t.co/iEATsCHTd0
— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【アプリ配信中】 (@coin_post) November 5, 2021
🔽1.2億ドルハッキング
イーサリアムのDeFiプロトコル「Cream Finance」が1億1500万ドルハッキングされるhttps://t.co/qBwSd61aDg
— deg.eth (@DEG_2020) October 27, 2021
DeFiには、
・規制
・急停止
・ハッキング
などのリスクがあります。
つまり、国に利用を規制されたり、サービスが急に終了したり、ハッキングされお金が取られたり...。
自分では、どうにもならないリスクがあります。
ですので、そういったリスクも承知の上で、DeFiには触りましょう。
「資産の1/10だけ入れる」だったり、「よくリサーチしてから運用する」だったり、リスクを自分なりに減らしてから、触りましょう。
■未来的には?
ここまでの話をまとめると、
・DeFiによって、お金が自由にやり取り可能に
・リスクもあるが、リターンも大きい投資が期待できる
・稼ぎ方には、3通りある(レンディング、ファーミング、ステーキング)
DeFiは、今後もどんどん伸びる分野です。
というのも、世界中からかなりの「需要」があるんですよね。
「口座を作れない」「銀行にお金を預けたくない」など、事情があって、人々が自由なお金のカタチを求めてます。
仮想通貨の利用率の増加などを考えると、まだまだ伸び代があります。
DeFiを学べば学ぶほど、未来にワクワクできますよ。しかも、変化も早いのでめちゃくちゃ刺激があります。
リサーチして、お金を入れていく価値は、大いにあります。
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