【作るビットコイン】ラップドトークンを解説。
→10分で聞き流し
こんにちは、さいとうです。
■背景
今回は、イーサリアムブロックチェーン上でもビットコインを使えるようにしてくれたりする「ラップドトークン」について解説します。
ラップドトークンとは、仮想通貨の価値と連動したコインとなっています。
ラップドトークンの代表例は、「WBTC」です。最近だと、「WXRP」なども出てきています。
・1WBTC=1BTC
・1WXRP=1XRP
といった感じ。
イーサリアムなどでも使える「作られた」仮想通貨といったカタチです。
■活用幅が広がる
まずラップドトークンがあれば、ビットコインやリップルの活用幅が広がります。
通常、イーサリアム上ではイーサリアムという通貨しか使えません。
ブロックチェーン=道とするなら、
歩行者のみ、
乗用車のみ、
など通れる人が限られるように、
イーサリアム上では、特定の車両(通貨)しか通れないといったカタチ。
ラップドトークンがあれば、イーサリアム上でもビットコインやリップルが決済や取引できるようになります。
そうするとイーサリアムで動く「DeFi」でも、ビットコインやリップルが使えるようになるんです。
つまり、WbTCやWXRPをDeFiに預けて、利回り10〜20%くらいを得ることも可能になります。
→【10分でわかる】分散型金融「DeFi」とは?【専門用語なしで解説】
■保有したままで。
決済せずに、ラップドトークンが発行できるのも、大きな特徴です。
ビットコイン持っている場合、DeFiなどに入れる際決済したくないですよね。
取引所でWBTCやWXRPを購入すれば、価値はそのままで、DeFiにビットコインなど預けられます。
■投資でなく、利用に
ラップドトークンは、仮想通貨と価値が同じなので、値上がりを狙うというよりは、他のブロックチェーンで利用する目的として使われます。
イーサリアムやアバランチで動くDeFiへの預入などの「利用」で考えておきましょう。
■これから増えるのか?
まだまだ仮想通貨は、不便が多い気もします。
使える通貨が限られたり、
取引所が限られたり。
BTCやXRPだけでなく、他の通貨のラップドトークンも生まれてくると思います。
ラップドトークンの価値が上がるというよりかは、あくまで利用が増えるかもという見方です。
では。
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