【慶応大】iPS細胞で行う脊髄損傷の治療へ

※音声配信の台本となっております。
本編は、下記ラジオをご視聴ください。



■背景

・みなさん、脊髄損傷と聞くと
 「もう治らないかも」「自由に生活できなくなる」など、
 取り返しのつかないもののイメージが
 あると思います。

・私もその1人で、以前アメリカンフットボールという
 スポーツをやっていた事もあり、
 そういったリスクとは、紙一重のものでした。

・首は、人間にとって重要な神経が
 多く集まっている部分です。

・なので、様々な怪我の中で
 首は最重要に守るべき場所です。

・しかし、そういった中でも
 不運に首の脊髄を何かしらの形で損傷し、
 今も、寝たきりだったり、車椅子生活を
 余儀なくされている人が、世の中に多くいます。

・そんな治療が困難であった怪我を、
 治療しようという取り組みが
 ニュースになりました。


■紹介

・それが、そういった脊髄損傷の治療に対し、
 慶応大が、あの万能細胞として注目される、
 iPS細胞を使って治そうというの。


■POINT

・怪我などで損傷した脊髄患者に
 他人のiPS細胞から作った神経を200万個移植。

1年掛けて、安全性などを確認していく臨床研究。

・受け入れる患者は、脊髄損傷から2〜4週間経ち
 全身麻痺の18歳以上の患者です。

・2〜4週間と日が浅い患者を選ぶのは、
 高い治療効果が期待されるためとも言います。

・成功すれば、世界初の事例となり期待されています。

■VIEW
これ成功すれば、救われる人は、かなり多いはず。1年後、結果が楽しみですね。


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