【詩】 恋の確信犯

たとえば　未来は　過去を偽造する

笑えないくらい　いくらでもできるし

ありふれている　

変な話　秒単位で　私を肯定できるよ

気づいた時こそ　チャンスかもしれない

というのも　これからあなたに

あの時　あなたに　嫌われたくて

全ての行為は　わざとでした

って未来にしたくて　したなら　

確信犯よ

たとえば　もう既に　あなたに

悪口を言って　今ここにいる。

あるドラマの　ヒロインが

君の側に私がいると　君の幸せを邪魔してしまう

から　嫌われたい

私はそのストーリーに惹かれたとすると　

今から　全部わざとだと

綺麗に綺麗に物語の

ページを進める種蒔きをするの

綺麗すぎるってアダがある

私の路線図では　許可していない　列車が　スーッて通過した

気付きたくないは　　ほぼ　　そっちに転びそうです

あなたが　きれいすぎると　疑ってしまう
あなたが　きれいすぎると　不気味に思ってしまう

恋の確信犯を思いついた私が悪いの

だって

私　確信犯になってしまいたかったから

私　確信犯になる　ところだったから