今朝は(夫が)会社に行けました

11月4日(水)。

今朝は夫が会社に行けました~・・・よかった。

わたしたち夫婦は6時5分に起きて、6時半に夫を駅まで車で送っていくのですが、この起床の時間きっかりに「今日休みます」と言われて目が覚めるのが、一番の恐怖です。

「おはよう」ではなく「今日休みます」。

この一言で目覚める朝の、なんと心重いことか。笑

今朝はどっちなんだろう?と、6時少し前に目が覚めていたわたしは布団にくるまって身構えていました。

「元気で幸せな夫」のイメトレはしていたはずなのに、この時になるともうそのイメージは出てこず、「今日休みま・・・」のほうばかりが繰り返し沸き起こってくる始末。

「こわい・・・いや、こわいとか言ってる場合じゃない。

毅然とするんだ。

彼が休もうとわたしには関係ない。

わたしにとって今日は通常営業日なんだから。

いつもと同じ時間に起きて今日の仕事をきっちりこなすんだ。」

そう自分に言い聞かせました。

そして6時5分。

隣りで布団を撥ねる音が聞こえ、夫が起き上がるのがわかりました。

クローゼットの扉が開く音がして、引き出しからシャツを出したのがわかります。

わたしも起き上がって顔を上げると・・・よかった・・・ちゃんと支度を始めていました。


あ~・・・良かった。


車の中で夫が言うには、夜中、一番大切な薬を飲み忘れたことに気づいたそうです。

突如、不安に襲われて目が覚めてしまい、そういえば「あの薬」を飲み忘れたと気づいて飲んだら、案の定その後気分が落ち着いたんだとか。

確かに昨夜、廊下の電気がついて夫が階下に降りて行ったのには気づいていました。

夫は心療内科と糖尿病関係の薬、合わせて十何種類も飲んでいるそうで、朝と晩で飲む薬の種類も違っていたりするので、たまに飲み忘れが出てしまうそうです。

「一番大事な薬」さん、夫を支えてくれてありがとう。

最近、薬の時間になると夫が言う「そろそろ”薬たち”の時間です」の気持ちがわかってきました。

彼にとって”薬たち”は、つかず離れず付き合い続けてこそ自分を支えてくれる仲間のような存在なのかもしれません・・・。


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