Twitterから写した詩1 【詩】

踏切の向こうに見知らぬ女学生を見ている幼い私の目の前に少し宙に浮いた大人の私が舞い降りて我が子を慈しむように首に両手を添えて締める

 

森でいちばん小さな女の子が友だちから貰う贈り物はちょっとだけ甘いお菓子

 

目を閉じれば魚の群れ 布団の中で自分の匂いに動揺する

 

青空を背に腕を組みながら首を右に傾け顔をしわくちゃにして笑うあなたの鼻頭を目掛けて拳を突き出す

 

水色の雨が降り止まない おなかのなかで彼女が 歌を歌ってくるくる回る 迷子のつばめが足で踏まれて死んでしまった

(ここ一年で書き溜めたものから幾らか抜き出してみました。

 詩ではないのかもしれないけれど、自分の書いているものが上手くカテゴライズ出来ずに困っています。)

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