遠距離の彼女と一緒に映画を見たかった。通話×画面共有アプリ『ピカブル』誕生秘話
こんにちは。小島貴之(@taka_picable)といいます。
ピカブルという「通話×画面共有アプリ」を作る会社で代表をしています。
本日、通話×画面共有アプリ『ピカブル』のiOS版をリリースしました。
そこで、このnoteでピカブルを作ろうと思ったきっかけや、ピカブルがなぜ便利なのかについてお話ししたいと思います。
目次
① ピカブルはなぜ便利なのか(1分)
② ピカブルを作ったきっかけ(3分)
① ピカブルがなぜ便利なのか
皆さんは友達と遠出することになりました。しかし、こんな経験はありませんか?
・前日まで全然計画が決まらない。予定が流れる。
・誰か1人しか調べない。ストレスたまる。
・そのくせ、調べた結果に対して偉そうにコメントしてくる。ストレスたまる。
・LINEでURLがめっちゃ送られてくる、が流れてしまい結局見ない。返事だけは見たふりをする。 ストレスたまる。
カフェとかで旅行雑誌を一緒に見て相談できるといいけど、なかなかその予定も合わない。そこで私たちは、隣に座って、一緒に雑誌を読みながら、おしゃべりする感覚を再現しました。
ピカブルを使えば、通話しながら、友達と同じWebサイトを見ることができます。しかも、スクロール位置まで同期して、相手の見ている画面と同じ画面を見れるので、
「え??どこどこ??どこ見てるの!?」
的なことも起きません。
こんな感じ ↓
しかもですよ、独自技術によって、
・LINEなどSNSの通知は同期されないので、相手に見えない。安心!
・一緒に見ているWebサイトしか同期されないので、他の画面は相手に見えない。安心!
・お互いに画面を操作できる。相手の操作眺めるだけだと暇じゃん!
・従来の画面共有アプリと比較し、通信量も大幅に削減。通信制限嫌じゃん!
・地球上にあるWebサイトならだいたい対応。動画も一緒に見れるよ!
こんな機能を実現しました。
一緒に旅行やデートの計画を立てるもよし、一緒に好きな映画やスポーツを見るもよし、ぜひ一度友達や恋人とピカブルを使ってみてください。
② ピカブルを作ったきっかけ
ここからはデザイナーのそーま(@soma_picable)がインタビュー形式でお送りします。
(そーま)ー ピカブルを作ろうと思ったきっかけは何ですか?
遠距離恋愛。あんまり会えないとさ、電話とか結構するじゃん。でもさ、毎日電話してると話す内容なくなってこない?
ー 確かに。そんな毎日報告するようなイベント起きないですもんね。
そうなの。だからさ、次のデートの計画を立てたりするわけよ。URL送りあったりして。でも一緒に見てる感じがなくて、なんかしっくりこなかった。ブックカフェとか入って、一緒に雑誌読みながらおしゃべりしてる時は楽しいのに何でかなーって思って。
ー ほうほう。
それでね、出た答えが、単なる情報の共有をしたいのか、一緒に情報を調べてるその時間を共有したいのかの違いだと気づいたわけよ。
ー 時間の共有ですか?
そう。コミュニケーションって2つに分類できて、1つは、チャットで相手に見せたい記事のURLを送るような、情報を伝えることに価値があるもの。もう1つは、コミュニケーションを取る行為それ自体に価値があるもの。今のLINEとかチャットツールって前者に最適化してる気がしていて。だからさ、必要なのは後者の形に特化したコミュニケーションツールだと思ったんだよね。俺、離れててもデートしたかったから。
ー あー、それ前から言ってましたね。
昔から考えると、遠隔コミュニケーションってめっちゃ便利になったじゃん。手紙とか電話みたいな時間のかかるツールから、メール、チャットと、どんどん便利になってきてる。でも、効率化が極まる一方で、携帯電話が出るずっと前から、人間は親友や恋人と、他愛もない長電話を楽しんでいたと思うんだよ。俺らスマホ世代よりちょっと上の世代もウィルコムとか持ってたじゃん、恋人とか友達と長電話するためだけに。これは効率化とはまた違った文脈で、この文脈においては、電話の発明から150年くらい経っても、せいぜい顔を見ながら電話できるようになったくらいしか進化してない。
ー その次はどう進化すると考えてますか?
遠隔での体験の共有だと思ってる。一緒に映画を見たり、一緒にカフェで旅行の計画を立てたりって、その時間自体がとても楽しいし、幸せじゃん。それを遠隔でも再現できると、単なる音声通話の次にいけると思ったんだよね。もしかしたら、離れていてもデート気分味わえるかもしれないじゃん?これ、エモくない?
ー エモいですね(笑)最後に、今後はどう発展させていきますか?
まだリリースしていない機能がいっぱいあるから、順次対応していきます。
まずコンテンツ面。今はWebサイト形式の動画サービスにしか対応してないからUXがあんまり良くない。動画サービス各社と話を進めて、動画自体のリアルタイム同期を含めたUXの向上を目指します。
それから、コミュニケーション手段。今は音声通話によるコミュニケーション手段しか提供していませんが、チャット、スタンプによるコミュニケーションも対応します。
あと、ユーザーさんからご要望いただくのが、グループ対応。現在は同時に使える人数制限が2人までとなっています。タイミングを見て、人数制限の縛りを緩めていきます。
ー ありがとうございました。
そーまくん、ビジョン言っていい?
ー いいですよ。
ピカブルが目指しているのは、「離れていても、一緒に笑ったり、一緒にワクワクしたり、一緒に感動できる世界」です。高性能なスマートフォンが普及し、5Gの到来も目前に迫った今だからこそ、遠隔のコミュニケーションを次のステージに進められると考えています。そーまくん、俺ら遠距離恋愛とかでなかなか会えないカップル、救えるよね?
ー 救いましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。私たちは、通話×画面共有アプリ『ピカブル』を本日リリースしました。ぜひ一度、大切な親友や恋人と使ってみてください。
アプリのインストールはこちらから↓
※ Android版は今冬リリース予定です。もう少しお待ちください。
ピカブル公式Twitter(@PicableOfficial)
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