料理写真に必要な七つ道具

料理写真に必要な七つ道具をいっこずつ紹介したいと思う。
料理写真を仕事でしている人ならば「それ知ってる」ぐらいメジャーなもの。

その1 ピンセット


自分は先端がギザギザのもの、先が細いもの、など3〜4種類ぐらい常時持ち歩いています。
今では100円ショップで購入できるから頻繁に買い換えますね。
使い捨てではないけれど、ピンセットで触った料理をスタッフの皆さんが試食するかもしれない。なのでできるだけ清潔なものを。

ピンセットは余計な物を取り除くときにも使うし、何かを詰め込むときには両手に持って押さえながらもう片方で詰める。
見た目は歯医者さんとか何かの治療のように見えます。

こういう道具をすっと出してササッと使うだけで「あぁこのカメラマンは料理写真に精通している」と思ってもらえる。

ピンセットが一番登場しやすいのは「小ねぎの小口切り」が登場のとき。
食べるための盛り付けは手早くスピーディーにして出来たてが最優先。
でも撮影となるといつも通りのねぎだと固まっていたり、形がいびつなものがあったり、あちこちに飛んでいたり。
そして緑色ってものすごい目立つんです。

たかがいっこ、されどいっこ
実はこういった細かい部分がカメラマンの印象を強くしてくれる。

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