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Live『untitled』終演に寄せて



2020.11.29
Live『untitled』無事に終演しました。

(まだ2週間経ってないので安心はできませんが…!)

ご来場いただいた皆さま、
そして配信をご覧いただいた皆さま、
本当に本当にありがとうございました!



今回の公演は大学の同期であり大の仲良しの上野(うえだって呼んでる)と『RiyneccA』という団体を作り、企画・制作しました。

始まりは昨年1月、年明けすぐにご飯に行った時。

大学ではたくさんパフォーマンスできる機会があって試験も嫌でも毎年毎学期やってきて
年に何回か一緒に演奏する機会があったけど
それもなくなってしまって。

ライブをやりたいね、パフォーマンスする場所がほしいねって話をしていて
なら自分たちでやろう!と言ったのが始まりです。

やろうよ!と言っても何も始まらないので
もうその日のうちに箱をさがし、
バンドメンバーに連絡。笑

そんなこんなで本来7月に公演を行う予定が
コロナの影響で延期に。



未だ収まらぬ感染の脅威を前に、公演をやっていいものかとてもとても悩みましたが
2人とも今ここでやりたい気持ちが強くあり、
みんなの安全を最優先に考えながら様々な対策をして開催するに至りました。

ご来場いただいた皆様、
ご協力いただきありがとうございます。




もうどこから話していいかわからなくて
いろんな想いに溢れている超大作noteです笑

よかったら読んでください。



まず第一に、今回の公演をこのメンバーで作れたこと、本当に本当に幸せでした。

並の感想だけど、本当に楽しかった。
(つくった人がこれでいいのか)

事情があって出演できなくなってしまったメンバーと一緒に作った日々も
全て含めてこの日を迎えるために必要だった過程で、今はとても愛おしく、大切な思い出です。



私の個人的な話になるのですが
今年の裏目標の一つに「アウトプット」というものがあって。

なんでもいいから自分の考えや想いを言葉にすること、形にすること、伝えること、その手間と時間を惜しまないこと。

そんな目標をまだほんの少しだけど
形にできた公演になったかなあと思います。



アウトプットって言うのは簡単だけど
その割にびっくりするくらい難しい。

これは芸術的な表現だけではなく、自分の言葉や感情を人に伝えるなどなど日常いろんなシーンで当たり前に行ってることにも言えると思っていて。



私はかくかくしかじかあり(前回ノート参照)
自分を知られること、知ってもらうことで否定される恐れから心を閉じていた時期が長くあって、
言っても否定されるくらいなら言わなくていいやと、ある時から自分の考えや想いを外に出すことをやめていました。

言葉にすることで攻撃されるくらいなら
言葉にしないで攻撃をかわす方が楽だった。
少なくとも私には。



自分を守るためとはいえ
こんな風に感情を騙し隠し生きていると
不思議なことに今自分が何を思って考えているのかすら自身でも分からなくなるもので。

そんな状況でも言葉を求められる瞬間はあって
口を開けば言葉の代わりに涙が溢れてきたり叫びたくなったり。

ずっと自分の心もわからないし、
ましてや言葉にして誰かに伝えることが
苦しくて苦しくて、怖くて仕方なかった。




でもそんなななか言葉にする勇気をくれたのは
今わたしの周りにいる人たちです。

みんな語彙力もなく言語化能力も著しく低い私が
拙い言葉で話したことでも否定はせず、
ひとまず耳を傾けてくれるんです。
その上で同意や新しい形を提案してくれたり
わからないときはわからないとちゃんと言ってくれる。


これは当たり前かもしれないけど
当たり前じゃない。



言葉を発することはとても勇気のいることだと思います。

自分の言葉に耳を傾けてくれる人、
受け入れてくれる人がいることで
はじめて自分を表現してみようと思える。

そういう経験の積み重ねがあって
はじめて当たり前にみえることが当たり前に成り立つものだと思います。



そんな経験があるからこそ、
今回みんなの言葉や意思を一番に大事にしたくて
どんな風に作りたいか、どんな表現がしたいかなど
それぞれといろんな話をしながらリハを重ねました。



そしてできたのが今回の『untitled』

キャスト、バンド、そしてお客様
みんなで一緒に作ったライブでした。

そんなライブに楽しかったというお声を多くいただき、私はとってもとっても嬉しいです。

ありがとうございます。



今回はじめて企画・制作という立場でライブをし、至らない点も多くある中で最後まで一緒に作り、支えてくれた

津久井さん、きくりん、やえちゃん
市川さん、あつしさん
オールスタッフ

本当にありがとうございました。
心から心から感謝。



そしてうえだ!
うえだがいなかったらと思うと恐ろしい。
1人では絶対にできなかった。
支え合いながら共に走り抜きました。
ありがとう。らぶ。



今でも言葉にすることが怖いと感じる時があります。
いざ口にしたら自分から思ってもいなかった言葉が飛び出してしまったり、
言葉を選び違えて本質的な部分が伝わらなかったり。

急になんていっていいかわからなっちゃうこと、よくある。

そういう時は家帰ってから反省しちゃうし、
いつもなんでだーーーーーって頭抱えてる。

本当に落ち込みます。2週間くらい。

でもそれと同時にこんな私でも受け入れてくれて
一緒にいてくれる人たちがいる。

その人たちにはいつも嘘なく真摯でいたいし、
どんなに拙くても不器用でも自分の言葉で考えや意思を伝えたいと思えるようになりました。



私の周りには当たり前のことが当たり前にできて
心が豊かで才能もセンスもある人がたくさんいます。

そんな人たちをいろんな人に知ってもらいたい!という思いもあって作ったライブでもありました。



みんなからたくさん刺激をもらって(時には泣くほど笑)、たくさん悩んで、また向き合う。

特にバンドの2人はとっても個性も感性も豊かで一緒にいるだけでたくさんの発見があります。

それによくわからんこという私の話を聞いては的確なアドバイスをくれるんです。すごい。(真顔)

音楽はもちろん人としてもずっと先を歩く彼らは
とっても尊敬してるしいつも頼りにしてます。

市川さん、あつしさん ありがとう〜!
これからも懲りずに付き合ってね!



苦しいことも大変なこともたっくさんあるけど、
これができる環境はとっても幸せだなあと最近思うのです。

この現場に限らず、ね。

生きてるって感じがします。笑
固まった心が少し、また少しと溶けていくよう。



おかげで少しずつ、少しずつ本来の心や自分らしさみたいなものを取り戻せてきている気がします。

内面的にも、演奏もここ一年で変わったんじゃないかな。

バイト先でも「最近変わったよねー」っていってもらえてとっても嬉しかった。




もちろんまだまだ制作面でも演奏面でも
向き合うべき課題、越えなくてはならない壁、
たくさんあります。

これを通してまた新しい目標もできました。


でもここは一つ、
今できることの全てを詰め込んで、
私自身の目標であった『アウトプット』を
皆さんの力をお借りして形にできたんじゃないかなあと思います。

これが私の等身大です。
(アナザースカイみたいだな)



改めて関わってくださった皆様、
そしてご覧いただいた皆様、

本当に本当にありがとうございました。

 


愛。みんならぶ。

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たのしそうな私たち笑  仲良しです笑

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長くなりましたが(長すぎます。)

RiyneccAではこれからもライブの企画、制作をして参ります!

コロナ禍ではありますが、2人とも気が早いので
すでに次回どうしようね〜なんて話をしています。

RiyneccAも、私自身もパワーアップしてまた必ず戻ってきますので、
その時にまたお会いしましょう。

楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします!!!!



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RiyneccAでは今後も公演などいろいろな
企画・制作してまいります。
ぜひチェックしてみてください!

Twitter:https://twitter.com/riynecca

Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC-y0JiwW4NOSbd6-obHkVIQ

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