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法人保険を売りたければ流動比率を語れ!

保険パーソンの人で「法人をメインに活動したい!」と望んでいる人は多いのではないでしょうか?
個人の顧客に比べ、手数料の単価も高くアポも平日に集中しやすい法人マーケットはかなり魅力的ですよね。
とは言え、簡単にいかないのが法人マーケット!

「なかなか上手くいかないな。」
「法人へのアプローチ、どうすれば良いんだ!」
と悩んでいる生保パーソンもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな生保パーソンに一言。「経営者に流動比率の話をしてみて。」

流動比率というのは簡単に言うと会社の短期間の資金繰りの良し悪しを測る指標です。

なぜ流動比率なのか?

流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100

一般的に流動比率は200%以上であれば資金繰り良好、200%未満であれば資金繰りに改善の余地あり、という判断基準です。

流動比率は保険の話に展開しやすい指標です。
例えば流動比率200%以上(=資金繰り良好)の会社であれば「資金繰りが良好なので会社にお金が貯まりやすい理想的な状態です。将来の会社の資産をより増やしておくためにも常時保有した方が良い資金とそれ以外の資金に分けて会社で行う資産形成を検討してみませんか?」という伝え方です。
ここから退職金準備、福利厚生の話を行い変額保険に展開します。

次に流動比率200%以下の場合。「資金繰りに改善の余地があります。資産計上の法人保険が多すぎると資金繰りを圧迫しているケースもありますので一度点検しませんか?」のような伝え方です。ここから現契約の保険見直しを行います。

流動比率を簡単に理解する

流動比率は個人で置き換えると分かりやすいです。流動資産を「財布」、流動負債を「支払が必要な金額」と置き換えて考えて見ましょう。

【財布の中に2万円、支払が必要な金額1万円の場合】
2万円÷1万円×100=200%⇒財布にゆとりあり

【財布の中に1万円、支払が必要な金額1万円の場合】
1万円÷1万円×100=100%⇒ぎりぎり
払えるけど、払った後は財布0円でドキドキハラハラ。

【財布の中に1万円、支払が必要な金額2万円の場合】
1万円÷2万円×100=50%⇒払えない!
支払できず常に借金しないと資金繰り無理!

流動比率の話を経営者とする場合も上記の例え話をすると分かりやすいと思います。

流動比率の話法を自分なりに極めて法人保険にどんどんチャレンジしていきましょう!





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