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31歳のとき

31歳のときは今から25年前
31歳のときは1996年
31歳のときは息子が6歳
31歳のときは人生で最も路頭に迷っていた
31歳のときは自分で道を切り開いていた
31歳のときは無我夢中だった
31歳のときは誰も頼る人がいなかった
31歳のときは人生終わりだと思った
31歳のときは人生終えたいと思った
31歳のときは本当に先が見えなかった

でもがんばった。
ともかくがんばった。
ふんばった。
よくやった。
えらかった。
私はえらかった。
本当にえらかった。
切り開いた。
道を切り開いた。
なんでもやってみた。
当てずっぽうに飛び込んでいった。
一人だった。
相談できる人がいなかった。
辛かった。
子供がいなかったら私もいなかった。
それくらい辛かった。

でも、25年突っ走ってきた結果、
今は人生の中で最もシアワセだ。

がんばってよかった。
そしてこれからも。

人生は短い。
25年あっと言う間だった。
まだ辛かったことやトラウマの方が多いけれど
今は楽しいことや嬉しいことを積み重ねている。

きっと辛かったことやトラウマは
腐葉土のようによい土になるだろう。

種を撒く。
人生で最後の種。
あと3粒の種。
一つ撒いた。
芽が出てきた。
あと2粒。
撒いてもよいし・・・
撒かなくてもよいし・・・

少なくとも31歳のとき
今の私のことは想像できなかった。
楽しそうだ。
良かった。


笑。

そんな辛かった時代に作った曲。
まだMIDIしかなかった頃。


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