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夢の現実はここに✴︎時を越えた約束  1

夢が現実味を帯びた瞬間 もう叶っている


2018年2月の冬
山の上にたつ古民家に暮らすわたしたち家族(夫・2歳・5歳・9歳)
雪深い季節を迎え、身体中の水分が凍りつくような朝

朝日に照らされ 溶け出す氷の世界に身を置き、
深呼吸しながら感じた 身体の細胞の"生と死の感覚"

その感覚は ”音”となり 重なり合い フレーズ(旋律)となってあらわれてきた.
そのままを、忘れないように鼻歌のように歌う.
はじまりのフレーズを頼りに物語を紡ぐかのように 一つの曲になっていった.
それは、現在、私の音楽活動の代表作となっているピアノソロCDアルバム”DreamTime"に収録された”いのちの神秘”という曲だ.

ソロピアノCDアルバム作品を制作しリリースしたい.という思い.
曲が生まれ、現実にできるのではないか と確信を感じはじめた瞬間だった.

”ひとりひとりの幸せは世界の平和と繋がっている”


その年の梅雨、音楽活動を一緒にしてきたシンガー・カミュちゃんのご縁で
スリランカでピアノを弾くというお話をいただいた.
その瞬間、楽しそう!行きたい!と思ったと同時に、どうやって行こう?子供たちは?お金は?相方はどう思う?などと考え始めていた.

それならば、と.時間をもうけ、自分自身の内側に問いかけた.
”なぜわたしは、あの瞬間行きたい!とおもったの?”
頭はうるさいほどに いろいろと考え始めている…..
ハートの奥にある内側に広がる感覚にむかって 率直に問いかけた.
そして.  答えは瞬時にわき、 その答えに わたしは 驚いた.

"世界平和に貢献したい!!!!  そのために わたしはスリランカでピアノを弾く"
そう言っていたのです.

"世界平和"はどのようにして可能になるのか?
人生をふりかえりながら確信した.
わたし自身の内側が平和であること・幸せであることについて責任をもつことができるという事を知る事. 

どんな状況も環境も問題も 必ず乗り越えられると信じられる時、そこに戦いはもはやない.

問題がなくなったら幸せ、平和ではない! 
幸せで平和だから 解決は自ずと訪れる!!!

”ひとりひとりの幸せは世界の平和と繋がっている”

スリランカで平和を祈るピアノを弾きにゆく!!!

図らずも、その時期、ソロピアノのCDアルバムをリリースにむけて、
アルバムのイメージ・象徴となるものを探していた.

アルバムに込めたメッセージが伝わりやすい ”何か” を探していた.
”何のためにアルバムを作るのか?”
”何を受け取ってもらいたいのか?”自問自答しながら熟成している時期だった.

家族みんなの夢が叶う旅へ


スリランカに行くことが決まってからわかったのは、家族みんなの夢が詰まっているということだった.

5歳の息子は、数年前に、書道の時間に、「象」という文字を描いていた.
彼の夢は、象に乗ることだったから象に乗れる場所にもいくことにした.

2歳の次女は、自宅でプライベート出産で迎えたはじめての子だった.
生後4ヶ月すぎたころに、彼女を連れてカウアイ島へ旅した.
彼女の受胎から誕生までのプロセスの中で私自身も家族みんな,人生のステージを数段上昇していました.

それまでは海外旅行なんて難しいと感じていたのに、ちゃんと整って、行けるようになっていた.

9歳の長女は家族のなかで、唯一、海外にいったことがなかった.
だから、いつか海外に行ってみたい!という夢が叶う!機会になった.

そして相方
わたしが、「ピアノを弾きにスリランカへ行くと決めたよ」というと、
外へ出て数分、帰ってきてこう言った.「俺も行く!!」
彼は、自然に答えを返すように求め、”行け!”というサインをもらったのだと

どんな時も、奥底にあるものと繋がって決める時、
現実と向き合って乗り越える力が自ずと湧いてくる.

きちんと整っていくならば行けるし 整わないならば今はそれが最善.
と 不思議と受け入れられるものです.

腹が決まった瞬間であり 新しいチャレンジの場へ家族みんなで行ける!という決定に 心が躍りました!!!!  とてもとても嬉しかった!!!

そして
わたしはスリランカに飛び、探し求めていた アルバム作品のイメージとなる象徴に出会うことになったのです.

つづく


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