てんちゃんが1メートル10センチの紐を飲み込んだ話。


ほんまに飼い主の不徳と致すところでした。
てんちゃんが紐を飲み込みました。
猫飼いさんに何かしらの参考になれば、と思いかかせていただきます。



てんちゃんは、おもちゃ等々を噛みちぎり、細かくして食べるタイプだと思っていたので
まさか紐を しかも1m10cmもある紐を飲み込んでしまうとは思ってませんでした。 



忘れもしない8月も後半の土曜日。
夏休みシフトで、疲れていたわたしをよそに
遊べ、遊べ、と毎日変わらず要求する猫。

遊ばないと、暴れまわるのでなんとか日々遊ばせてたのですが
その日はちょっと遊ばせてもう後はおもちゃを出してひとりで遊んでもらおうとしたのです。

でね、私はパジャマの紐を取るタイプの人間で
数日前に抜き取ったパジャマの紐をじゃらすと食いついていたのでそれで少しじゃらした後放置。

珍しく膝下でしずかーに遊んどると思ってふと見たら
噛みちぎられた紐の一部を残すのみ。



え…?


膝のあたりでずっと遊んでたし、他に隠しに行ってもない。


ええ?



ん?食べた?の?


ものの10分の間の出来事でした



猫の誤飲の話はネットで調べて、紐は特に危ない、と言う知識だけはあったので
血の気が引きながら病院に電話。


状況を説明したら、吐かせる処置をする、とのこと。連れてくるなら早いほうがいいです、と言われたので急いでタクシーに乗り(ケージに入れれば一緒に乗れる)病院へ。


エコーで胃の中を見るためお腹の毛を剃り、見たもののものがうつらない。
(お腹の毛剃、嫌そうだった、ごめんよ、てんちゃん…)
飲み込んだのは確かか、念押しされ、
治療の順番を説明を受ける


注射で吐かせる

吐かなかったら内視鏡で見ながら取り出す
(これには10万くらいかかります、と言われた)

それでも取り出しきれなかったら胃の開腹手術とのこと


紐をそのまま飲んでた方が取り出しやすいけど、噛みちぎって細かくなっていたらそのまま、便で出るのを待つ方法もあります、 
まずは吐かせてみてそれで吐かなかったら次の方法考えましょうとのことでした。


他に患者さんも居たため、預かりになり一旦帰宅。


連絡があるまでの自己嫌悪タイム….
なんで紐を置いといたんや…
私のせいで死んだらどうしよう、 うわああ

ゆんちゃんは、とりあえず結果聞いて考えよう、と構えてくれていたので気持ちの底の底まで沈まなくて済みました…



3時間後、着信があり、
無事、長い紐を吐いたとのこと!

内視鏡、やらなくて大丈夫だった!

とにかく、よかった!
良かったよーーー泣



ついでに血液検査もしてくれて、軽い脱水だったようで点滴もしてくれた


言われた時間にお迎えに行き、先生の話が


一発目でぴろっと紐が出たのでそのまま出せました、2発目はもうフードしか出なかったので大丈夫かなあと

良かったですね、と言ってくださってほんまにありがたかった。



命に別条無くて良かった。



飲み込んだ紐を持って帰らせてもろて家ではかったらなんと
1メートル10センチありました



恐怖心が…湧いたよね


こんな長い紐飲み込めるんよな、猫。



まじ、これから超気をつけようと思います。



ちなみに治療費は、ゆんちゃんが保険に入ってくれてるため半額で済みましたがこんな感じ。
ふ、ふーーーー泣





てんちゃんは現在、元気に過ごしています。
暴れまくって人間に要求しまくっております。


動物って、こちら側の不注意で簡単に命の危険に晒されたりする。
家族として出来る事は、やっとかんとなあ、と改めて思いました。


むりやり吐いたりするんもしんどかったろうに、 
てんちゃん、ごめんな…



長かったけどまとめると

紐怖いよ
ケージ入れたらタクシー乗れるよ
保険いざと言うときにきく
内視鏡からべらぼうに金額があがる



そんな、お話でした。





そして
てんちゃん、うちに来て1年経ちましたー!



長生きしてもらえるようがんばります!



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