怒る人を笑ってはいけないよ
テレビの中でしかあまり見かけなくった。怒る人。
自己啓発本でもハラスメント対策でも、怒りは人間の喜怒哀楽のうち良くないものとしてある。
怒るのではなく叱るべきなんて言葉もある。
それで結局、テレビの、とくに映画やドラマではなくバラエティ番組でのキレ芸で怒る人を見ることが多い。(ちなみに僕はキレ芸の人たちは大好きです。竹山さんも梅沢さんも)
で、それは芸なのでテレビでは周りの人が笑っていたり、笑い声が挿入されたり。
それはあくまで芸だったのだけど、日常に怒る人がいなくなってくるとそれくらいしか怒る人に出会わない。
そうなると、怒る人には笑うことで応対していいように思うのではないか?
という昔のドリフに対するPTAの反応みたいになっているけど。
考えてみれば、ドリフもいかりや長介の怒りに対して、「笑い」がカウンターになっていた。でも、それはやっぱり芸だ。
現実的には怒る人には誠実に対応した方がよいと思う。
怖がらず。笑わず。
自分が怒った時のことを考えると。
と、怒り狂う子どもに対応して思った。
怒りに震えるロックンローラーを笑ったりはしない。
令和3年5月11日 子どもの日から6日
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