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仕事のこと〜2023〜


図書館業はですね、ずーっとバタバタした一年でした。

作り上げたものが一旦慣れてきて、

その中でより良く使ってもらえるように

修正、打開策、実験、みたいな一年だったなぁ。


また今年は、いくつかの担当長をやらせていただいて

業務を全うするのに必至でした。

今年前半にマニュアル作りもしたし、

追加や修正はその都度、皆からもらえるし

後輩達が気付いた事をやってくれているし

指示だけをしっかりすれば!と思ってましたが

あれですね、意見まとめとか、修正案の事案とか

イレギュラーの案件で頭を使う事ばかりで

如何に普段から頭使ってないか身に沁みました!笑


そして夏。

演奏の仕事のためにお休みをいただく分、

ある程度、把握出来るところを把握して…

と準備していたらば、

選書(購入本を検討する)業務が増えてアップアップ!焦

利用者対応をしながら選書業務が常なんですが

時間が…かかりすぎる…選書会(その市区町村全体の各図書館の、各ジャンルの担当が集まって、購入本を決定する会)に間に合わない!!

という、ギリギリの闘いが始まりました。笑

火曜午後から水曜午前中までに仕事を終えなければ

木曜の選書会に間に合わない。

しかも火曜には大量の新刊が届き、
(新刊担当長でもあるので)

振り分けチェックと装備やらなんやら

水曜には業者さんが最後の仕上げをしてくれるので

新刊は火曜で大体終わらせなければならない。

かと言って、皆それぞれに掛け持ち業務。

日常業務を任せてばかりじゃ申し訳ない!

もう、PCに齧り付いてやろうかぐらいのね、勢いで!笑


それがまぁ、毎週続くので、

全体の各業務が徐々に把握出来なくなり。

上司もかなり配慮してくれたし

メモや、やり方を変えたりしたんですがなかなか…

もう昨日指示した事や、自分がした事さえ

忘れていく始末。苦笑

最終的に、先輩後輩達から

「やっときました!」報告を聞くようになりました。←

いやはや、みんな、ありがとうと。

皆様のお陰で、なんとか一年終えたと本気で思ってます。いや、本気で。

私だけでなく全体的に、業務量に対して人手不足なので

皆も忙しい中、配慮してくれた事に感謝です。

それでも、イレギュラーな事とか

ここがやりにくいとか、そこら辺はちゃんと拾えるようにはしたくて

出来るところは全力でやるからと。

皆にお願いしました。

そして定期的に切り取られる週刊雑誌。どうなってるの治安…!
(雑誌の担当長でもあるのでね)

雑誌棚の見にくさ改善はよく言われたし

寄贈本はもう、丸投げ!←
(寄贈の担当長でm以下略)


そして9月から目の痙攣が始まり、

選書担当だった子が一人辞めてしまったので

今まで違う担当だった先輩に選書業務をサポートしてもらいながら日々をこなし。

10月半ばからちょっとした事で発熱しては下りを繰り返して

11月に小さな演奏の場を2ついただき、

合わせや選曲、譜読みが始まると

熱がずっと下がらなくなり、身体がとりあえず重い。

そして身体が火照って全く眠れなくなった時、

疲れが全く取れないので

こりゃ業務にも演奏にも響くと判断して病院へ。

という、綺麗な流れで体調を崩しました。
えぇ、反省しかないっす。苦笑

去年気にしていた胃腸は、気をつけてたからか大丈夫だってたのでね。良かったのはそこぐらい!笑

油断してました。うん。


それでも、ちゃんとお休みはあったし

なんなら演奏の為にお休み増やしてもらっていたし

かなり職場には配慮していただいていて

休息時間はあったはずなんです。

うーん、だからやっぱ、気にしいで考え過ぎる性格が災いしたかなぁと。

「目の酷使!それだけ!ちょっと真面目過ぎだよ!笑」

と、目だけ見て眼科の先生に言われた時はもう

自分も笑うしかなくて、とりあえず笑っときました。笑


側から見れば、ただ座ってPCに向かっていたし

力仕事とか、利用者対応とか

少しずつ減らしていただいていたように思うし

"何をこの人は一人で焦ってんだ?"

って周りは思ってたと思うんですよねぇ。笑

それでも、声をかけてくれたり

色々なサポートを一生懸命してくれた皆には

ただただ感謝です。えぇ。

やれると自分が判断して、
やると決めたのだからね。

そんで、

できてないんだからね、嫌になっちゃうわぁ。


「助かったわぁ。ありがとう!」

そう言ってくれる利用者さんには、救われます。

そういう人ばかりでは無いけれども。

司書になるって、採用されれば簡単になれるんですが、

司書は多分始めてからがスタートで。

これを知るにはこの資料が役に立つとか

探し方のコツとか

年を重ねて、知識が増えれば増えるだけ

司書ってものに近づく。

だから毎月、全員出勤の日には講習会があって

レファレンスの仕方、調べ方の方法、

無駄の無くし方、接客方法

などなど、ずっと学び続けています。

「司書のくせにそんなのも分かんねぇのか!」

って言う方もいらっしゃるんですが

日々、勉強。私達も失敗から学んでいるのです。


そういえば、結構前にですね、

「これから先生として、この物語を訳しながら解説しなきゃいけないんだけど、文字の読み方が分からなくて…あと意味も分からなくて…調べ方も、PC慣れてなくて分からなくて…」

と、おずおずとご婦人が来られましてね。

画数から引けるやつとか、部首から引ける漢字辞典もあったよなぁ〜と、

試しに引いてみたんですが、

全然出てこない!笑

結局、パソコンで調べてしまって

ご婦人も深々と頭を下げてお礼を言っていただいたんですが…

少し悔しいんですよ、なんか。←

PCは速いけども、
それならばパソコン教室行った方が早いし、

ご婦人的には、次回図書館に来たらどうやって自分で探したらいいのか、を知りたそうだったのでね。

ついつい、仕事終わりに先輩と

どうすれば調べられたか話し合ってしまいました。笑

因みにその調べた文字は"吝嗇家"と、"廉直"。

吝嗇家(リンショクカ)
=けちんぼう。自分の金品を渡すのを渋る人。

廉直(レンチョク)
=心が清らかで、私欲がなく、正直な事。また、そのさま。

らしいです。

後日、調べ方探すのに忘れないよう、メモっときました。笑

これも結局、資料を漁る時間が無くて手付かずのまま。

でもいつか、必ず調べようと思ってます。

自分の中で、司書って仕事がどういう仕事なのか。

そこはちゃんと知っていたいとは思っています。

このご婦人のように

恥ずかしくても、ちゃんと調べて知っていければいいなぁと。

みんな、最初は無知なんだもの。

一つ一つ、重ねていきましょう。

まぁとりあえず…体調を整えてから始まる事ですけどもね!えぇ!反省してます!笑

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