ゆるり ごくごく浅く 和に親しむ 「水出し緑茶」
私が日本茶にハマったきっかけでもある
「水出し緑茶」。この美味しさを伝えたい!
この夏は水出しの緑茶をみんなで飲もう!!
お茶といえば
昭和生まれの私の子どもの頃は、
飲み物といえばお茶。
どこの家にも、急須があり
茶壺の蓋に目分量で入れた多めの茶葉を
急須に入れ、やかんや保温ポットから
熱いお湯を注ぐ。
子どもの頃飲んだお茶は、熱くて渋くて苦くて、美味しいものではなかった。
「美味しいから飲む」というより、
飲み物といえばお茶というのが、
当たり前な光景。
小学生になると、
麦茶を大きなやかんで煮出したものが主役になった。お茶と言えば、手軽にゴクゴク飲める麦茶へと変わったことで、
一回一回急須でお茶を入れることはほとんどなくなった。
そのうち、飲むなら珈琲や紅茶になり、
わざわざ日本茶を入れる機会は更になくなった。
日本茶コンプレックス
それでも、大人になると、年に何回かは
お客さんにお茶を入れる機会が訪れた。
私にとっての日本茶は、熱くて渋くて苦いもの。
沸き立てのお湯と、多めの茶葉。
色を出すため、時間を置いたり、揺すってみたり。たまに和食のお店などでいただくお茶のようにはならない。
お茶は熱くて、渋くて苦いもの。
美味しいお茶は、きっと茶葉が高価なんだろう
自分でも美味しいと思えないお茶を、
お客さんに差し出す気まずさったらない。
お茶が甘い⁈
自分で和菓子を作ってみたい!と参加させていただいた「練り切り」のワークショップで出会った水出しのお茶に、価値観が変わりました!
お茶に感じていた渋味や苦味が全くない。むしろ優しい爽やかな甘さも。
お茶には、茶葉によって適した水や温度、時間があるそうで、沸騰したお湯が適するお茶もありますが、80度以上のお湯でいれると苦味や渋みが出るので、美味しく煎れるにはお湯を適温に冷まさないとダメなんです。
それが、水でゆっくり出すと、渋みや苦味が抑えられ、旨味がでやすく、そのうえ熱に弱いビタミンCも含まれているんですって。カフェインも少ないので、寝る前に飲んでも安心。
家で作ってみたら、お茶嫌いの息子が
「これならいくらでも飲める!」と
どハマり!!
水出し茶を淹れてみよう
私の作り方は簡単。
このポットに茶葉を15gほど入れて、
水をたっぷり注いで、一晩冷蔵庫に入れて待つだけ。色も綺麗!
茶こし付きなので、楽です。
普通の麦茶ポットに入れてもOKです。
氷出しのお茶。
茶葉の上に氷を乗せ、溶ける氷でじっくりエキスを出すので、甘みをしっかり感じられる格別の味!
飲んでみたくないですか?
こんな涼しげなポットで煎れたら、見た目にも素敵ですね。
今年の夏は、冷たい緑茶楽しんでみてくださいね。
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