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薬に頼らず食事、栄養、生活習慣で体質を改善させた方法

発熱をくりかえす息子


息子は1歳半から保育園に預けていましたが、初日から発熱するくらい本当によくお熱を出す子でした。

毎月1回はあたりまえ。
いつも鼻水が止まらない。

そのころは私も会社勤めをしていて、有給がなくなるほどいつもお休みをいただいていました。

そんな中、会社のママさんに
「また風邪ひきそうなんだよなぁ。」とぼやくと、
「じゃあ、今日は帰りにすぐ病院に連れて行ってお薬もらってきたら良いんじゃない?」
と言われ、これまで病院に行くことはほとんどなく
「薬」は気休め程度と思っていた私は、
「そんなに薬ってきくものなんだ。」
と思ってしまい、それから断るごとに小児科に通い詰めました。

鼻水の薬なんて、年がら年中飲んでいたと思います。

そんな幼少期を過ごしていた中、風邪のひき終わりなのに38度代の熱をだし、6日間だらだらと続くということが起き始めました。


発熱中に風邪症状は治っていき、発熱中も元気。
ただ熱があるだけ。

周期的に発熱を繰り返す病、『周期性発熱症候群』

のちにこれが自己免疫疾患である「周期性発熱症候群」という難病であることがわかるのですが、今日はその免疫疾患を、薬に頼らず食事、栄養、生活習慣で症状がでなくなるところまで改善させて行った「分子栄養学」の お話をしたいと思います。

息子の場合、周期的に40度前後の発熱が6日ほど続く「周期性発熱症候群」と発覚するまでのあいだ、ただの「喉の風邪」だと思われていたため、毎月発熱するたびに抗生剤を出され、結果的に月の半分は抗生剤を飲む生活を送っていました。


飲めば飲むほど体調が悪化し、顔色も悪く、腹痛が続き、最後は調子が悪い時は起き上がっていられないほど具合が悪くなってしまいました。

誤診が多く、見つかりにくい病気

恐ろしいもので、抗生剤の常用は体調をここまで悪くするのかと愕然としました。

それでも、病院では今ある症状を改善させることが優先されるため、副作用も「薬」でなんとかしようとするのです。

3度目の発熱の際、さすがに何かおかしいと感じ、ネットで検索しまくりました。

「アスクドクター」というサイトも登録して、相談したこともありました。

ウェブで検索するとすぐに息子と同じ症状を見つけました。
「周期性発熱症候群」。
息子と全く同じ症状でした。

さっそく、かかりつけ医の先生に相談しました。

「ネットでみつけた病気とそっくりなのですが、可能性はありますか。」

先生は、「そういう子もいます。疑いのある子がいて、検査に行ってもらい、診断された子もいます。でも息子さんの場合は違うと思います。」とおっしゃいました。

それでも「検査だけでも受けたい」と希望をだし、市立病院を紹介していただきました。
この時4歳。
正式な診断をいただくことになるのです。

その間も発熱が続き、抗生物質の処方は続きました。
このままでは、絶対に体に良いはずがありませんでした。

薬を使わない体調の整え方

今では、風邪気味だったり、インフルエンザ、私がコロナにかかった時は天然の抗生剤、抗ウィルス剤と言われている「オリーブ葉エキス」を飲むようにしています。

これは、抗炎症作用もあるため、打撲や膀胱炎、喉の痛み、インフルエンザによる体の痛みなんかにも効きました。

オリーブオイルで知られる「オリーブ」の葉っぱを粉状にしてカプセルに詰めたものなのですが、子供にはカプセルが大きすぎるので中身を出してゼリーにくるんで飲ませています。

見た目は抹茶のような感じ。

息子には、周期性発熱の症状がでたら多めに飲ませました。
すると、それまで40度前後の熱が6日間続いていたのが38度止まりで、3日で下がるようになりました。

病院で処方されるのは保険適用外の薬とステロイド剤。
しかも、飲めば次の発熱の周期が短くなると言うデメリット付き。
もちろん、あまり成長にもよくないようでした。

症状がなくなった今でも毎日、体の炎症を抑えるために飲ませています。

葉っぱを丸ごと食べるわけですから、もちろん無添加、農薬の使われていない良質のものを選んでいます。

お子様に飲ませる時はアレルギーの心配もあるので少量から始めることをお勧めします。

風邪で鼻水が出始めた時も飲ませるとだいたい3日で症状が治ります。



風邪で鼻が詰まっているときは「クレイ」を使います。
いわゆる「泥」なんですが、医療費の高いアメリカやヨーロッパでは、普通に医療で使われている「クレイ」。


息子の場合、「ホワイトカオリン」という種類の「クレイ」を水に溶かし、鼻の鼻腔のあたりに塗ります。

やり方はYouTubeで詳しく紹介されている方がいますので、検索してみてください。

20分ほどこのクレイパックをすると、不思議なことに鼻が通るようになります。

鼻が詰まって眠れない時にやってみるととっても効果的です。

喉が痛い時やかゆいときも喉に外側からクレイパック。
そしてマヌカハニーを一舐め。
塩水でうがい。

これで大体は改善します。

よく処方される薬、日常に溢れているものに疑問を持ち始め。。


幼少期に飲んでいた「鼻水の薬」は、抗アレルギー薬でした。
これは「アレルギー鼻炎」を抑えるために「体の免疫機能を抑える」と言うこと。

どうりで風邪や病気にかかりやすかったわけです。

その他、息子の場合、体質改善のためにやめたことです。

・テフロン加工のフライパン
 誤った使い方により、テフロンが溶け出し、
 重金属に汚染されるため鉄のフライパン、ステンレスの鍋に変更
 重金属が体に溜まり、熱性痙攣の原因になることもあるそうです。

・油
 酸化しやすいサラダ油をやめてエクストラバージンオリーブオイルか
 ココナッツオイルに。

・石鹸、シャンプー、洗剤類
 無添加でなるべく現材料の少ないものをチョイス。
 これにより、手肌のカサつきがなくなりました。

・市販のお菓子
 添加物いっぱいで、体内のマグネシウムを奪うため
 やめました。お菓子は手作りかチーズ。ササミチップスなどに。

・砂糖
 白砂糖は体に悪く、体内炎症を起こすためやめました。
 さとうきび糖を使っていますが、使う時は少量を。
 お菓子作りにははちみつやメイプルシロップ、バナナを
 使うようにしています。

・ジュース
 これまで飲んでいたジュースはやめて、溶かすタイプの
 サプリメントを飲む時に必要なので
 1日1杯弱のオレンジジュースだけ。

・入浴剤
 肌からも添加物を吸収すると聞き、やめました。
 入浴時には「エプソムソルト」か「水素風呂」の入浴剤を使用。
 温泉みたいにぽかぽかになり、冷めにくくなります。
 塩素除去の効果も。

・小麦
 麺類はなんともないのですが、パン類を食べると腹痛を
 起こすようになったので、小麦をやめ「全粒粉」か「米粉」
 のものを食すようしています。

この他、息子の場合は毎年「栄養検査」を受けていて、体に欠けている栄養素をサプリメントで摂っています。

最初は「食べるもの」で摂取させようと1年頑張りましたが、全く変化がなかったので、「薬」よりは良いと思い、手っ取り早く「サプリメント」を摂り始めました。

栄養が体に補充されると改善されることが多くありました。

・落ち着き
・頭の回転の速さ
・感情の起伏
・不安感
・運動能力
・唇の炎症
・目の疲れ
・体格

どれも飲み始めから急速に変化しました。

といっても「天才くん」になったわけではないですが。
少なくとも息子の場合、あきらかな変化がありました。

個人的にお勧めなのは
・ビタミンC、D
・ビタミンB類
・ヘム鉄
・DHA、EPA

顔色や体調が劇的に変化します。

具体的にためした方法、失敗した方法、副作用

ここから先は、「本気で病気を治したい」という方しか読み進めないでください。

周期性発熱症候群は、「成長とともにいつかは治る病気」そう言われています。

専門医にも「食欲はあるみたいだし、治療しなくても、そのうち治るから」
そう言われました。

でも、大人になってからもこの病気に苦しむ人がいるのも事実。
同じ病気じゃなくても、他の自己免疫疾患を患う方もたくさんいらっしゃいます。

息子には、絶対にそうなってはもらいたくなかった。
何より、月の半分以上を高熱と体調不良で過ごすなんて、「このままでいい」なんて思えるはずがありませんでした。

息子にも、楽しそうに遊ぶ周りのお友達と同じような子供時代を送らせてあげたい。

そう思い、ありとあらゆる情報を取り入れ、医師だけを信じすぎず、何十冊もの本を読み、私も息子も納得のいく方法で、薬を全く使わずに発熱0にまで改善させていった軸席そのものを綴っています。

あなたのお子さんにも効果のある方法がこの中に必ずあると私は信じています。

私たち親子にできたのですから、あなたにも必ずできるはずです。

以下、私と息子の本気の戦いの内容です。
かなり濃い内容ですので、心してお読みください。

・重度の栄養障害
・病の原因がわかった栄養検査
・漢方で副作用、体の激痛
・サプリメントで足りない栄養素の補給
・4歳児からできた、薬の飲み方

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