森田香央里の華々しい経歴と人となり

子供に習わせたいお稽古事の上位に来やすいピアノ。でも、実際にピアノのコンクールで賞を獲り、芸大に通ってプロの道へと進む人はほんの一握りです。その、ほんの一握りの中に入っているのがピアニストの森田香央里さんです。森田香央里さんのこれまでの実績などをまとめました。

森田香央里さんの華々しい経歴

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大分県大分市出身の森田香央里さん、学生時代は合唱や卓球をやっていて、クラスの中では地味だったと懐古するほどですが、実際は東京藝術大学の作曲家を卒業しています。2012年、第19回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門・中田喜直賞の部で入賞を果たすと、2013年には第24回朝日作曲賞を受賞、東京藝術大学に在籍している時から合唱曲などの作曲に励み、自らはジャズピアノなどを行うなど精力的な活動を行っています。高校野球など甲子園の舞台で演奏される曲を目指した、「Can You Be a Rock Star ?」や熊本だけでなく日本中に愛されるゆるキャラくまモンを題材にした児童合唱組曲「くまモン」を作詞作曲するなど、その経歴は華々しいです。

■こう見えて変わり者?

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作詞作曲を行うなど精力的に活動する森田香央里さんですが、森田香央里さんのnoteやTwitterでは言葉に対する考え方もそうですが、感受性が豊かな部分もさらけ出しています。森田香央里さんが作詞作曲をした曲に対し、女子高生が感想を述べたことに対して号泣するなど、事あるごとに涙を流すかと思えば、決して理想の世界に生きず、現実を見つめていく中で言葉を紡ぎだすなど、ピアニストの一面だけではとても表現できない表現者の一面を持ち合わせます。ユニークな一面を持ち合わせており、単にピアノを弾くだけでなく、多くの人を楽しませながら演奏をしていく姿勢はプロそのものです。

■まとめ

森田香央里さんのnoteを見ていると、自分が感じたことをできるだけストレートに表現しようとしており、そこに嘘偽りがないことを思わせます。くまモンの楽曲を他の人が演奏する際には、それなりに注文をつけるなどこだわりがある一方、幸せな人のためではなく傷んだ人のために曲を書きたいというポリシーを語るなど、強い意志を持ち合わせています。森田香央里さんの今後の活動、そして、最も傷んだ人のために曲を書きたいという森田香央里さんだからこその作品に注目です。言葉は強く、儚い、それをまっすぐに表現できる方でしょう。