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53回目ぷてぃらじ裏側

はろーぐりゅすごっと!
Pianist Daiです。

作曲をする時に、「よし!今からしよう!」ってやるのではなく、日頃からアンテナを張り巡らせといて、思いついた時にそれをメモすることはとても大切です。
結構変な時に思いついたりします。
スーパー行ってる時だったり、お風呂入ってる時だったり、車運転している時だったり・・・。
これはブログを書く人もそうですが、日頃からこうして脳のメモリを開放しておくことってとても大切なのかなぁと。

とある時に、スーパー行ってる時にいいメロディ思いついちゃいました。
ぼくはEvernoteというアプリでメモをつけることが多いのですが、カタカナでメモると後で訳分からなくなったりするので考えた。

「鼻歌うたってボイスメモで録音したらいいんじゃね・・・?」

不審者に思われるので(思われても全然いいんだけど)なるべく低く小さい声でスマホを口に近づけて歌ったところ








後から再生したら鼻歌低いのと下手すぎて何のメモにもなりませんでした。

1.今回の曲

今週もジブリの曲をお届けしました。
前回はノスタルジックドライブ(過去記事参照)をお届けしました。

https://note.com/pianist_dai/n/n2057a51be059

5月ってちょっと暗い曲も合うかなということもあって、ジブリの暗めの曲を弾いてみたのでよかったら聴いてみてください。

さて、今週も明るい曲・・・ではなく、かっこいい曲が多いコチラの映画の曲を弾いてみました。


「風の谷のナウシカ」

リクエストでも要望の多かったナウシカ。
今回は「風の谷のナウシカ」で頂いたリクエスト全てをメドレーとして演奏しました。
やっぱせっかく頂いたリクエストは出来るだけ多く弾きたいからメドレーって丁度いいよね。
今回は、「風の伝説」・「ナウシカレクイエム」・「鳥の人」を繋いでみました。

ナウシカってやっぱ何と言っても「壮大さ」がとてもある映画なので、演奏もなるべく壮大になるよう、ピアノの音にコーラスを随所に加え重厚感を出してみました。
ピアノとコーラスの組み合わせはとても好きな組み合わせです。
他に弦楽器や管楽器を加えてもよかったのですが、ぼくのポリシーはあくまでピアノをメインとしたサウンドなので、なるべく加音は少なめに、です。


2-1.風の伝説

ナウシカといえばこの曲、かもしれません。
冒頭から迫力のあるサウンドにしたかったので、演奏も低音を出るように腰を入れて巻割りをするように和音を弾きました。
低音は指先で弾くと重厚感の薄い音になるし聴き手の体の芯まで響かせることはとても困難になるので、しっかり体重を入れることが大事です。
体重を乗せる代わりに、脱力し、指や腕の力は極力使わないことで、きんきんとした音にならなくなります。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、出だしのアルペジオでは音響効果で低音から高音につれて音が左から右へと移動します。
アルペジオというのは簡単に言うと、例えばドミソという音であれば一緒に弾くのではなく、「ド」「ミ」「ソ」をばらして弾くこと、要は低い音から高い音に向かって一音ずつ高速で弾いていく奏法です。

立体音響(私の場合はそこまでのレベルではないですが)は割と前から録音に取り入れているのですが、今回のように分かりやすく、低音から高音に音が移動する時は、物理的に低音は左にあるものだし、高音は右にあるものなので、音が物理的に移動する様が立体音響を使うことによって分かりやすく伝わったのではないかなと思っていますが










どう?(唐突な同意の求め)








ま、実際はそんな大したものではなく、ちょっとしたいたずら心のようなものなのですが、楽しんで頂けたら幸いです。


2-2.ナウシカレクイエム

ナウシカレクイエムでは、冒頭は原曲ではダイナミックなオーケストレーションがあるのでその壮大さを、ぼくはピアノメインのコーラスで助長してみました。

そして久石譲さんの娘さん(麻衣さん)が歌ってるお馴染みのランランララランランランの部分にはハンドベルと少しひんやりとした音に加工したものを使うことで、奇妙さを演出してみましたが









どう?(唐突な同意の求めPart2)







(下記動画は該当箇所から再生されます)


2-3.鳥の人

エンディングで使われるこの曲はそれだけである種のメドレーとなっています。
これまでの壮大さを全てまとめるかのような壮大な曲です。
ここも殆どをピアノオンリーで演奏し、ところどころで、ウィンドチャイム・コーラスをいれています。

途中でオーボエやクラリネットでナウシカの原曲のイメージに沿ったように挿入し、ラストのところは管楽器で演奏していますが、イメージは最初からあったものの、どの管楽器を選ぶかだけで2時間くらい費やしてしまいました。
これはDTMerあるあるなのかもしれませんが、ぼくも膨大な量のサウンドを持っているので、そのデータベースの中からどれが最適かをひとつひとつ鳴らして、全体と再生した上で選んでいくのは結構沼なんですよね。。
最後の最後の管楽器の部分がそれなのでよかったら最後まで注目して聴いてみてください。

3.最後に

風の谷のナウシカは本当に名作中の名作なので演奏もピアノで表現することは勿論、前述したように追加のサウンドをどうするかで物凄く悩みましたが、今回のコンセプトは僅か10分弱のメドレーながらも一本の映画を見たような没入感を壮大さを感じて頂きたいなというものだったのですが














































どう?(唐突な同意の求めpart3)


時間は結構かかりましたが、今回も割と満足いく出来をお届けできたので個人的にはよかったです。
聴いてくださった方々ありがとうございました。

それではまた次回。
ちゅーすばっばー!
Dai

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