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112.知ってるようで知らない?レトルト食品の「レトルト」とは?

はい!

こちらは、今日のジャンクなお昼ごはん。

「ファミチキレトルトカレー」

しかも実は、カレーもファミマブランドみたいなやつの安いレトルトカレーを使っています。袋のままレンジでチンしてすぐ食べられる便利なやつです。

ファミチキに加えてカレーまでファミマ。
お米以外ファミマで完結させてしまいました。

本当に「ファミマとコンビに」なってしまっている、、。

まあ、そんなラクしたい日もあります。

レトルト(retort)は「加圧過熱殺菌をする釜」のこと

さて、私たちの生活をより便利にしている「レトルト食品」ですが「レトルト」の意味ってご存知でしょうか?

自分は、「手早くレンジでチンして食べられるもの」というイメージがあったので、「インスタント食品」と同じようなものだとふわっと認識していました。

そういうわけで実はよく知らない!と思ったので、調べてみました。

レトルト(retort)は「加圧過熱殺菌をする釜」を指すことばで、語源はオランダ語です。
この釜で殺菌処理をされたものが「レトルト食品」と呼ばれるようになり、今に至っています。
レトルト食品とは | 「伝統×革新」おいしいハーモニー 三共食品株式会社
https://sankyo-retort.co.jp/whatisretort/

なるほど!
食品の製造過程に使う「加圧過熱殺菌をする釜」が、名前に使われているのですね。

なお、レトルトパウチ食品の定義は下記らしい。

・レトルトパウチ食品の定義
プラスチックフィルム若しくは金属箔またはこれらを多層に組み合わせたものを袋状その他の形状に成型した容器(気密性及び遮光性を有するものに限る。)に調整した食品を詰め、熱溶融により密封し、加圧加熱殺菌したものをいう。(平成12年12月19日農林水産省告示第1680号)
レトルト食品とは | 「伝統×革新」おいしいハーモニー 三共食品株式会社https://sankyo-retort.co.jp/whatisretort/

気密性および遮光性のある容器に密封され、加圧加熱殺菌されていることがポイントのようです。


インスタント食品とのちがいは?

それでは、私が冒頭に述べた「インスタント食品」とはなにがちがうのか。

インスタント(instant)とは英語で「即時の」「即席の」といった意味である。すなわちインスタント食品とは調理に手間をかけず、短時間で食べられる食品だ。
「インスタント食品」と「レトルト食品」の違いって? | ことくらべ

ポイントは、加工の過程で品質を変えるか変えないかのようです。

加工の過程でいったん品質を変えるのがインスタント食品
(カップラーメン等、乾燥させていますね)

加工の過程で品質を変えないのがレトルト食品
(レトルトカレーなどは、そのまま袋に入っている)

簡単な調理のみで食べられる食品という意味では、冷凍食品やレトルト食品は、インスタント食品の中の1つのようです。

分からないことは聞くなり調べるなりして理解するのが大事

意外とちゃんと意味を知らない身近な言葉たち。
調べてみると面白いですね。

「言葉を使うからには、その言葉の意味をきちんと理解して使いなさい」と、大学の研究室の教授がよくおっしゃっていたことを思い出しました。

論文を書くために大事なことだと思っていましたが、まあふつうに社会で生活するうえでもとても大事だよなと、今では思います。

そんなことを思い出した、ジャンクなお昼でした。

それではまた次回!

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