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129.毎回泣ける「となりのトトロ」の名シーン。井戸のところで大泣きするサツキ。

こんにちは。

GWももう終わりですね。

5月といえば、テレビでよく映画「となりのトトロ」が放送される時期です。

わたしは、となりのトトロで一番好きなシーンがあります。

それは、サツキとおばあちゃんが家の裏の井戸で会話していて、サツキが大泣きするシーンです。

これだけでみんなけっこうピンとくるものですかね?

どこのシーンやねん!と、わからない方のために、少し遡ったシーンから解説。

サツキとメイのお母さんは、病気で入院していましたが、具合も良くなってきて退院がもうすぐだと楽しみにしていました。

そんなある日、お母さんの入院していた病院から、入院が伸びるという連絡が入ります。

その連絡を聞いたメイは、やっと退院したお母さんと一緒に暮らせると思っていたのに、その退院日が延びてしまうことが受け入れられず、「ヤダ!」と駄々をこねてしまいます。

サツキだってお母さんの病気の容態が心配であるに違いないけれども、メイのお姉さんとして、

「仕方ないじゃない。無理して病気が重くなっても困るでしょ?」

「ねえ、ちょっと伸ばすだけだから、、」

と、一生懸命かつ優しくメイをなだめます。

しかし、「やーだー!」と相変わらず駄々をこねるメイ。

サツキもとうとう
「じゃあお母さんが死んじゃってもいいのね!!??」
「メイのバカ!もう知らない!」
と感情的になってしまいます。
メイは大泣きし、2人は家で険悪なムードになってしまいます。

そのあと、サツキとおばあちゃんが家の裏の井戸で会話するシーンに移ります。

お母さんの病態が心配なサツキに対し、おばあちゃんは
「すぐ良くなるよ~」と元気づけようとします。

そこでサツキが話し始めます。
「このまえもそうだった、、。風邪みたいなものだって、、。
お母さん死んじゃったらどうしよう、、!」
と言って、我慢していた感情が溢れ出し、とうとうサツキが大泣きしてしまうシーン。

ここ、毎回映画を見ていてすごく泣いちゃうんですよね。

設定ではサツキは小学6年生です。
まだまだ子供です。

サツキだって本当はお母さんのことが心配で不安であるはずですが、メイの前ではお姉さんとして「わたしがしっかりしないと!」と気を張り、不安な気持ちや寂しさを見せないようにしていたのでしょう。

そんなサツキが、我慢の限界を迎えて涙を流してしまうシーンだからこそ
「1人ですごく無理をして抱え込んでたんだね、、お姉さんとして、よくがんばった!」
と言ってあげたくなり、感情移入していつも泣いてしまいます。

この記事を書いているだけでも、場面を思い出して、若干目頭が熱くなりました。

みなさんは、どのシーンが好きですかね。
やっぱり映画って、いいですよね。

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