131.デートに?レジャーに?動物園の4つの役割
自分はかつて、大学生の頃
将来の夢のひとつに、動物園の飼育員という仕事もありました。
そのときに少しだけ、動物園のこと、ひいては博物館のことを勉強しました。
そのことをふと思い出したので、いろいろと書き記します。
みなさんは、動物園にどんな印象を抱いているでしょうか?
各地の珍しい動物を見ることができる場所?
子どもが命の学習をする場所?
デートで行く場所?
それぞれみなさんの思う、いろんな動物園がありますよね。
動物園には4つの役割があるようです。
種の保存における動物園の役割 - 参議院
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2016pdf/20161101029.pdf
1.種の保存
2.教育・環境教育
3.調査・研究
4.レクリエーション
「2.教育・環境教育」や、「4.レクリエーション」は、けっこうイメージがつきやすいですよね。
幼稚園や小学生の頃に遠足などで動物園に行き、ふれあいコーナーのようなところで動物と触れ合う体験をした方も多いのではないでしょうか。
また、恋人とのデートや、家族で休日に遊びに行く所だというイメージを持っている方もいるかもしれませんね。
動物園も、場所によっては遊園地と併設しているところもあります。
個人的には、
「1.種の保存」と、「3.調査・研究」の役割というのは、あまりイメージにはなくて新鮮な学びでした。
ただ、たしかによーく考えてみると、そうだよなとも思います。
動物の「種の保存」、つまり意図した交配を繰り返し、きちんとした環境でその動物を育てていく必要がありますので、それなりの土地や設備が必要ですよね。
実験や研究を行う上でも然り。
たしかに動物園という場所での、種の保存の活動、調査・研究は理にかなっている。
動物園って、ただ単に
「動物をみんなの見えるところで飼育していて、みんなを楽しまている場」のみではなく、それ以外にもちゃんと存在意義があるんだなあと
感心したことを思い出します。
みなさんもぜひ、今度動物園に行く機会がありましたら、思いを馳せてみてください。
それではまた次回。