人を愛するということ

俺は無力だ。

人生に対して全くモチベーションがない。

大学を卒業して一年半。一人暮らしで東京で働いた。

田舎(といっても広島は地方都市として都会に入るかもしれないが)で暮らしていたから東京への憧れはやはりあった。

華やかな世界、娯楽に溢れた大都会。

それでも、そこで働いていく中で精神、体力的に疲弊した。

休職(後に退職)した。体重も10kgほど落ちた。広島に帰った。

しかし、この期間に意味はあった。自分の人生について考える意味。

その中で、一通り考え尽くした。

生きる意味、価値。そんなものは存在しない。

幸いなことに、俺は常に自分のことを気遣いしてくれる家族、そして愛すべき彼女がいる。趣味に関しても他者と比較して多い方だと自覚している。

俺は恵まれている。

それでも何故、心が満たされないのか。 

心を満たす＝自己満足＝幸福。

幸福とは何か。

人それぞれだと思うが、自分の中では自己肯定＝承認欲求＝他者へ幸福を与えることだと思っている。

心理学者マズローの法則として、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論がある。「マズローの欲求五段階説」「自己実現理論」などと呼ばれることもある。

マズローの法則によれば、人間の欲求には「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求（所属と愛の欲求）」「承認欲求」「自己実現の欲求」。そして、これら5つの欲求にはピラミッド状の序列があり、低次の欲求が満たされるごとに、もう1つ上の欲求をもつようになる。

先日彼女にお食事を誘われた。どういう内容のお話しかは大体予想はついていたが、いかんせんネガティブ思考なので、お別れの話かと少し感じた。

色々あって、正式に告白された。

食事後手を繋いだ。臭い会話を添えて。

初恋のような感覚だった。

俺は可愛い女の子が好きだ。アイドルも含めて。

狭い界隈の中で生きている為、推し＝疑似恋愛のようなものだと思ってた。

でも、違う。

彼女が可愛い。少し頑張ってみようと思えた。

語彙力がないので拙い文章ですし、生きるので精一杯ですが、少し、少しだけ無理のないように頑張ります。

それではまた。