歩き旅002 袖ヶ浦、木更津(千葉県)

ふぃ

2023年1月31日 16:25

東京、神奈川方面から東京湾アクアラインを使って行ける千葉県袖ヶ浦、木更津の観光地といえばドイツ村や三井アウトレットパークなどが有名どころですが、この記事では徒歩で巡る少しマニアックな袖ヶ浦、木更津をご紹介します。

歩いて巡った場所、ルートは記事の一番最後に地図を載せていますので興味があったら参照して下さい。
またこの歩き旅の内容は動画でも紹介しています。こちらもお時間ありましたら是非ご覧いただければと思います。

袖ヶ浦駅

歩いて巡る袖ヶ浦、木更津の起点は袖ヶ浦駅北口から。

袖ヶ浦駅北口前の広場は都市公園として開設されているそうで、非常に広く快適な駅前です。駅の北側には区画整備された綺麗な住宅地が広がっています。袖ケ浦市は移住先としても人気でここ１０年で３千人以上住民が増えているそうです。自分ももし場所に囚われない生活ができるようになったら、移住先の候補にしたいと思いました。

千葉フォルニア、袖ケ浦海浜公園

袖ヶ浦駅北口から東京湾方向に歩くこと30分で、千葉のカリフォルニアこと千葉フォルニアと言われる直線に伸びる道路とそこに沿って並ぶヤシの木、そしてその先に広がる東京湾とカリフォルニアの西海岸を思わせるスポットです。

ただ残念なことに「映え」を狙って路駐＋路上に出ての撮影者が続出し、「映え」ないようにヤシの木に路上での撮影禁止と警告文がヤシの木に巻かれてしまっています。この日もパトカーが手前に控えていて路上に出て撮影しようとする違反者を警戒していました。

目を東京湾に向ければ、そこには東京湾アクアライン、海ほたる、風の塔の全景と対岸に広がる横浜、川崎、東京のビル群が視界いっぱいに開けます。

北西の方向にはスカイツリーの姿も確認できます。

千葉フォルニアの道をさらに進むと袖ヶ浦海浜公園があり、公園内の高さ２５mのタワーがあり展望台からはさらに開けた東京湾の景色を一望することができます。

牛込海岸

袖ヶ浦海浜公園からさらに徒歩30分ほどの海岸沿いに牛込海岸という潮干狩りもできる海岸があります。ここにはなぜか海上に電柱がむかう海中電柱があり変わった風景が見れます。海中電柱は「沖合にあるアサリの密漁監視小屋に電気を送るための送電用の電柱」とのこと、すでに監視小屋は使われていないようで、牛込海岸以外にも各所にあった海中電柱は時間と共に徐々に撤去されており、現在残っている牛込海岸の海中電柱もいずれなくなるかもしれません。

・・・しかし、残念なことに潮干狩りシーズン以外は海岸に立入禁止とのことで海中電柱を見ることはできませんでした。

立入禁止の手前からそれっぽいものを撮ってみましたが、これが海中電柱なのかはわからず・・・

木更津かんらんしゃパーク

牛込海岸から15分も歩くと三井アウトレットパークがあります。アウトレットパークの隣に木更津かんらんしゃパークがあり、ここの観覧車に乗ると地上６０mからの景色を見ることができます。

観覧車からは千葉フォルニアや袖ヶ浦海浜公園タワーよりも高い位置からの景色が楽しめます。

小櫃川河口干潟

そして次が普通観光ではまず行かない小櫃川河口干潟。木更津かんらんしゃパークからは徒歩約１時間の道のり。
前からgoogleマップで気になっていた謎の穴。上の航空写真を横に見ると魚の顔にも見える不思議な地形を自分の目で確かめるべく訪問。
ここは近くに駐車場とか車を止めれそうな場所はないので車では来づらいかもしれません。

一見立ち入り禁止に見える入り口前のフェンス
案内図で見学ルートが記載されており見学はOKです

中に入ってから15分程度歩くと謎の穴に近い海岸付近にたどり着きます。そして謎の穴に繋がっていると思われる道を進もうとしましたが、草が生い茂っており途中から道が見えなくなっていました。
自分以外に人の気配はなく、万が一道を誤って沼や池などにハマったら大変なことになりそうだったので謎の穴まで行くことは断念・・・

海岸にでることはできましたので、そこから南側に広がる木更津の工場群の姿を見て干潟を後にしました。

※動画ではここの流れを少し面白くまとめてみましたので是非動画みてください

鳥居崎海浜公園

そして最後の目的地、鳥居崎海浜公園を目指します。鳥居崎海浜公園は木更津駅の近くにある夕日(日の入り)の名スポットですが、小櫃川河口干潟からは距離約7km徒歩で１時間35分程度かかります。時間は小櫃川河口干潟出発時点ですでに15:20過ぎ。日の入りの時刻は17時丁度のため、間に合うかどうかギリギリのところ。

急いで向かいますが、すでに累計５時間以上ほぼ休みなしで歩いていたので結構足腰に疲れが来てなかなか足が前に進みません。