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鍼灸学生のみなさん「マジリスペクトっす!」と伝えたいです。

ども、てっちゃんです。

タイトルにもあるように、
「鍼灸学生のみなさん、マジリスペクトっす!」と伝えたいという記事ですw

というのも、ボク自身が夜間部の鍼灸学生生活を送っていたので、この大変さを身に染みて感じているからでもあります。

今回、将来的に鍼灸専門学校の夜間部に入学を検討している理学療法士のKさんから「夜間部の大変さを知りたい」というリクエストを頂いたので、夜間部のリアルについてお話したいと思います。

ただし、あくまでも「ボクのライフスタイル」という前提条件の中での話なので全ての人に当てはまる訳ではないので、一つのスタイルと思って「こんな感じなのねー」くらいに聞いてもらえたら嬉しいです。

ボクが専門学校に入学した頃のライフスタイルはこんな感じ。

【てっちゃんのライフスタイル】(2011年)
25歳 理学療法士として4年目
自宅は埼玉県で、専門学校は渋谷の日本鍼灸理療専門学校。
職場は学校に行きながら正社員として雇用してもらえる所を探していて、リハビリ特化型のデイサービスと整形外科クリニックを運営している会社。
自宅から職場までは電車で1時間30分。

学校は夜本科(鍼灸&マッサージ)だったので、授業は専科(鍼灸のみ)より少し多めでした。
月曜〜金曜:18:00〜21:10
土曜   :15:00〜21:10
思ったよりハードですよね。。

そして、職場には正規雇用として雇ってもらうには週5日では足りないのもあってこんな感じ。
月曜〜金曜:9:00〜17:00
土曜   :9:00〜14:00

ビッシリやんけ、、って思いますよね。

そうなんです。
職場と学校でビッシリスケジュールが埋め尽くされておりました。

ただ、社会人1-3年目まで働いていた整形外科では8:30-23:00まで休みなく働く生活に慣れていたので、なんとかいけるかなと思っていました。

実際に新生活をスタートしてみて、まず感じたのが、電車通勤が「鬼」だったという点。

埼玉から都内に行くための最大の関門!埼京線!

分かる人には分かるんですが、日本一痴漢の多い電車と言われています。
電車の中には監視カメラが設置されているし、車内では毎日のように繰り返される喧嘩。
乗り込むにはラグビーのスクラムをするかのような押し合い。
新生活がスタートしてすぐに心が折れました。。

当初は7時の電車に毎日乗っていたんですが、満員電車に身も心もすり減ってしまい、実際は5時半の電車に乗って通勤する生活をしていました。

そんな経緯もあり、実際の詳細なスケジュールはこんな感じ。

【月曜〜金曜の1日】
5:00     起床
5:30  〜7:00 電車移動
7:00  〜8:20 カフェで休憩&読書
8:30     出社
9:00  〜12:30  午前の業務
12:30〜13:30  昼休憩
13:30〜17:00  午後の業務
17:00〜17:40 学校への移動
18:00〜21:10 授業〈2コマ〉
21:30〜23:00 電車移動
24:00     就寝

土曜もそんな変わらないんですが、こんな感じ。

【土曜の1日】
5:00     起床
5:30  〜7:00 電車移動
7:00  〜8:20 カフェで休憩&読書
8:30     出社
9:00  〜14:00  業務
14:00〜14:40 学校への移動
15:00〜21:10 授業〈3.5コマ〉
21:30〜23:00 電車移動
24:00     就寝

日曜休みだったんですが、月に1-2回はセミナーに行くというのは決めていたので、あまり休んでいる感覚は正直なかったです。

勉強生活は全ては覚えていないんですが、

解剖学、生理学、栄養学、はりきゅう理論、東洋医学概論、臨床医学、リハビリテーション医学、病理学、はりきゅう実技、あマ指実技などがありました。

有資格者としての二度目の学校生活だったこともあって、解剖学・生理学・臨床医学・リハビリテーション医学などは、凄く楽しく学べていたので苦に感じなかったのは大きいです。

多分、そこのアドバンテージがなかったら、このライフスタイルは不可能でした。。

ただ、テスト期間はやはりキツかったですね。。

どうしても帰宅後にも勉強したり睡眠時間がどんどん削られていき、この3年間で体調をめちゃくちゃ崩しました。

体調が悪すぎて、満員電車に乗って帰る体力もなかったので、家にも帰れず、新宿の漫画喫茶で朝まで寝て翌日仕事に行くといったこともありましたw

こんな生活にも限界がきて、2年生の秋頃になったある日、、

仕事終わり、学校に行かず、そのまま不動産屋に行きました。
そして内見もせずにその場で契約し、鍵をもらってその日からアパートで暮らすことにしたという衝撃的なエピソードがありました。

それくらい心身共にギリギリの状態だったんでしょうね。

働きながら鍼灸専門学校の夜間部に入学しようと考えているみなさん、学生生活は決して簡単ではないと断言できます。

ただ、今は鍼灸師になって心から良かったと思っていますし、ぜひ迷っている人にはチャレンジして欲しいと思います。

昼夜問わず、実際に学校に働きながら通学している人は、本当に大変な思いをしながら過ごしていると思うので心から応援しているし、何か力になれるようになることがあれば全力で応援するので言ってくださいね✨


ご覧いただきありがとうございました!

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