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ICFモデルを用いた在宅鍼灸臨床過程の展開〜ICFの臨床への活かし方〜
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ども、HAMTライターのてっちゃんです。
これまで2回に渡り在宅医療の領域に関わる鍼灸師にとって欠かすことの出来ない「ICF」について解説してきましたが、いよいよ最終回となりました。
【ICFモデルを用いた在宅鍼灸臨床過程の展開シリーズ】
vol.1:ICFの成り立ち
vol.2:ICFの特徴
vol.3:ICFの臨床への活かし方 ☜今回はココ❗️
前回の記事では”ICFの特徴”について解説しましたね。
いきなり臨床応用に関して勉強しても表面的なものになってしまうので、前回の記事を読んでない方は必ず先にこちらをご覧くださいね👇
さて、今回は「ICFの臨床への活かし方」という具体的な実践に関する内容となっています。では早速いってみよう!
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STEP1.患者さんの最終的に達成したい状態を明確にする
STEP2.理想に対する実際の現状を把握する
STEP3.達成したい状態に必要な動作を分析する
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ICFを実践する上でゴールを明確にすることは必須案件であることは間違いありませんよね。
在宅現場をすでに経験されている方であれば、担当している患者さんのゴールは考えることになるので、避けては通れない課題ともいえます。
皆さんはゴールを考える時、皆さんは具体的にどんな流れでゴールを設定していますか?
一度思い浮かべてみてください。
「とりあえず患者さんにどうしたいのか聞いてみるか」
こんな風に思うのではないでしょうか。
そうです、その通り。
ゴールを明確にする上で、まず何をするかというと、、
”患者さんに聞く”
シンプルな回答ですが、ファーストステップとしてはこれでOKです。
実際に患者さん・ご家族から希望を引き出すとこんな感じで回答されるのではないでしょうか。
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うんうん、こんな風に言われますよね。
こういった患者さんからの希望に対し、
「よしよし。トイレでおしっこがしたいのですね。では、それを”自力で排泄できるようになる”これをまずは目標に設定しよう!」
患者さんの希望をそのまま全て実現出来てしまうのであれば、あなたは最強の鍼灸師であり、もう鍼灸師というか”ドラえもん”ですね。
でも実際、新人の鍼灸師と話していると、患者さんの希望をそのままゴールに設定しがちです。
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”患者さんの希望を叶えてあげたい”そんな志を持つことは大事ですが、我々専門家としては一歩引いた立ち位置から冷静に判断することが出来ないといけません。
達成できる見込みもないものに対し、”出来ますよ”というのはその場は凌げるかもしれませんが、長期的に見ると患者さんを傷付けることにもなってしまいます。
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そこで次のステップとして重要なのが、実際の日常生活動作を把握することです。
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