鍼灸師が押さえておきたい!運動器疾患に対する”ロコモ”ってなに?
ども、運動療法担当のてっちゃんです。
おしっこ担当のあごげんさんが今月と来月がお休みとなった為、ボクの方で運動療法とフィジカルアセスメントの記事を投稿させていただきます!
今回は今話題の「ロコモ」について解説したいと思います!
みなさんは「ロコモ」って聞いたことありますか?
日本整形外科学会による平成24年度の調査では、認知している国民の割合は
なんと17.3%!!めちゃくちゃ低い認知度ですね。。
厚生労働省が進めている健康日本21(2次)の中で、認知度の向上を目指している国民の重要な課題だと捉えられているそうです。
在宅現場で鍼灸師が出会う患者さんの多くは、要支援・要介護認定を受けている方と、要支援の"一歩手前の方"が中心となります。
今回紹介するロコモとは、「要支援の一歩手前の方」に相当します。
訪問する鍼灸師としては、要支援にならないようにすること、そして要支援になったとしても再び元の状態に回復することが非常に重要な役割といえます。
今回の記事では、より鍼灸師の役割として関わりの深い「ロコモ」について詳しく解説していきたいと思います!
1.そもそも"ロコモ"って?
ロコモティブ(運動器)シンドローム(症候群)の略称で、運動器症候群とも呼ばれています。
「運動器の障害⇨移動機能の低下」となる場合には「全てロコモである」と定義していますが、後々「要支援・要介護」状態へと進行してしまう恐れがあります。
鍼灸師として関わる上で大切なことは以下の3つです!!
2.サルコペニア・フレイルとの違い
サルコペニア・ロコモ・フレイルなどの言葉は聞いたことあると思いますが明確な違いって理解していますか?
上記の図に示すように、いずれも何かしらの衰えを意味しています。
心身の衰えた状態であるフレイルは、筋肉の衰えであるサルコペニアや運動器が衰えた状態であるロコモを要素として含んでいます。
3.ロコモかどうかを判別しよう
ロコモかどうかを判別するには「3つのロコモ度テスト」があります。
方法は非常にシンプルで在宅現場でも活用しやすいのでとてもおススメです。
ここから先は
HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜
200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野の…
投げ銭はいりません!そのかわり〜無料でできる〜Twitterで感想をシェアしてくださると嬉しいです(๑╹ω╹๑ )